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オリジナルのペルソナを作りたい…

皆さんこんにちは。KageMushaです。

皆さんはゲームはやりますか?私はかなりゲームは好きで、よく暇な時に遊ぶのですが特に好きな作品がひとつあります。

それは… 

ペルソナシリーズです!


ペルソナシリーズはATLUSから販売されているコンピュータRPGゲームで、多くのシリーズが存在します。
最近ではペルソナ3のリメイク作品であるペルソナ3リロードが販売されましたね。(個人的にかなり気になっているのでやってみたいのですがしばらく先になりそうです…)
では少しペルソナシリーズについて説明させてください。

ペルソナシリーズは初代からスピンオフなど多くの作品を含め、合計20作品以上の種類があるゲームです。
ペルソナとタイトルにありますが、作中でのペルソナという単語は自分自身やもう一人の自分を指し示すもので、その心の中の自分と契約をし、そのペルソナを覚醒させ、シャドウという悪と戦っていくというものが大まかなストーリーです。

心の中の自分との契約を交わすと、人によって様々なデザインのペルソナが出現します。分かりやすく言えばジョジョのスタンドのようなものです。

そしてこの覚醒したペルソナのデザインがかっこいいんですよ!

P3
オルフェウス

P4
イザナギ

P5
アルセーヌ

このフォルムと威圧的、たまりませんね。ちなみに私が1番好きなペルソナはP3に登場するタナトスというペルソナです。気になった方は是非プレイしてみてください。

ペルソナのかっこよさは十分伝わったとは思うのですが、もう一つだけ飛び抜けてかっこいい要素があるんです。

それはペルソナの召喚方法にあります。上記の通りペルソナは自分自身です。ですから自分を引き出すきっかけが必要なのですが、そのきっかけが召喚方法に含まれているのです。

P3 銃

ペルソナ3ではペルソナの召喚方法として召喚器とよばれる銃の形をした道具を頭部に当て、その引き金をひくことでペルソナを召喚します。要するに死という恐怖を自ら乗り越えて初めてペルソナを呼び出せるのです。

P4 砕き潰す

ペルソナ4では、召喚時に出現するカードを握り潰すことでペルソナを召喚します。自分でカードを握り、それを砕くという動作もメッセージ性を感じますよね。

P5 仮面を剥がす

ペルソナ5では召喚時に自動的に顔に張り付く仮面を引き剥がすことでペルソナを召喚します。まさに偽りの自分を捨てるようなイメージですよね。(実際の覚醒シーンは少し痛々しいです笑)

厨二病な心を引っ張ってくるような魅力的な要素がペルソナシリーズにはたくさんあるんです。

そして私はこんなペルソナシリーズに触発されて、一つとんでもないことを考えてしまいました。

そうです。欲しくなってしまったんです ペルソナが。

と言っても私は内なる自分を引き出すこともシャドウ達と戦うことも出来ないので考えるだけ無駄なことではありますが…

ペルソナを模したデザインなら作れるはずなんです!

なので今回は存在しないオリジナルのペルソナを作っていきます。


デザインを決める

まずはどんなペルソナにするか決めなくてはなりません。ペルソナを作るといってもペルソナには様々な種類があります。
私はやはりかっこいいペルソナな好きなので、少しダークなかっこいいタイプのペルソナを作ってみようかなと思います。

ダークでかっこいいというと…いくつか候補があげられそうですね。


とりあえずダークファンタジー的要素を色々持ってきました。まさに男子中学生の脳内ですね。

この中から色々選んで組み合わせてみましょう。

まずはですか。鎧を着ているペルソナ、実際に作中に登場するのでよさそうですね。攻撃を防ぐという意味もありますし、心の弱い部分を隠して守る盾としても成り立ちます。

死神も服装としてはわかりやすいですね。死神特有の黒を基調としたボロボロのローブや鎌、デザインとしては分かりやすくて考えやすそうです。

後は装飾として使えそうな要素がありますね。獣などは角を生やすだとか獣の頭部を付けるとか方法はたくさんあります。


前例?

これらの要素を組み合わせると…

鎧を着てて角が生えてる死神

となりますね。

いかついなぁ…

このままだとペルソナと言うよりダークソウルやエルデンリングに出てくる敵キャラになりそうなので、ペルソナ要素を足しましょう。

ペルソナと言えば、私はどことなく不安定で奇妙な容姿がペルソナ風味を醸し出していると思うんです。
かっこいいペルソナでもその容姿にはどこかやけに奇妙な形や、世界観が混ざったようなものが含まれていることが多いのです。

なのでそのペルソナの特性を今回のデザインにも落とし込んでみますね。

作ってみる


上記の設定から考えるに、作るペルソナは人型がいいでしょう。そして一応性別も決めておきましょう。シンプルに男性も良いですが、そうなるとやはりいかつい敵になってしまうので、鎧や獣の対比としてペルソナの奇妙さを引き出せるように性別は女性としましょう。たくましく重いイメージに女性的体格を織り交ぜるのでギャップが生まれそうです。

ということで、以上の要素を頼りにラフを作ります!

出来たものがこちら

ラフを描いているうちに「あれも入れたいな…これはどうだろうな?」と欲が大量に溢れ出てきたのでこのような形になっていました。

変更点として、奇妙なデザインの一例としてペルソナの実態を消し、心臓のあたりに鳥籠を置いてみました。そして首には枷のようなものをはめ、ローブをスーツのように加工してみました。

そして甲冑の兜となる部分からは髪の毛を生やしました。(イメージは兜の羽根、プルーム)
その髪の毛の先端にかけて形状が炎のようになっています。

あと…

尻尾を生やしてみました。ふと、メイドインアビスのボンドルドがよぎったので。


ボンドルド

ボンドルドの場合これは尻尾ではなくそういう遺物のようですが、今回作るペルソナは尻尾ということにします。

制作過程は描写するとあまりにも長くなってしまうのでここではカットさせていただきます。

ではでは

長々と説明しましたが、いよいよ完成品を見せる時間がやってきました。それではお見せしましょう。

これが私のペルソナです。



ペルソナッ!


こちらですね。

どうでしょう。なかなか良い感じに仕上がったのではないですか?

このダークな雰囲気と奇妙さ、求めていたものにかなり近い気がします。

死神とか刑死者とかに分類されそうなデザインではありますが。

塗りはP5に近づけてみました。まぁあくまで近づけただけですね。画力は足元にも及びませんが笑

このペルソナは名前は決まっていないので合いそうな名前があれば教えてください。私のレパートリーではこいつに適した名前は出てこないです笑


ちなみに赤で縁取りをするとペルソナ5の雰囲気になります。


最後に


実際自分でペルソナを考えてみて思ったのが、めちゃめちゃ楽しいですね。確かに作品に雰囲気を合わせる難易度は高いのですが、その縛りがあってこそ面白いというものです。ペルソナ好きな方も少し興味を持った方も是非、ペルソナ作ってみてはいかがですか?

ではまた。

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