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存在しないアパレルブランドを立ち上げる

どうもみなさんKageMushaです。

少し人通りが少ない路地やトイレには必ずと言っていいほどアレがありますよね。

そう。アレです。

落書き

ですよ。

こういった落書きを一般的にはグラフィティと呼ぶらしいです。恐らくみなさんはこのグラフィティにあまり良い印象を持ってはいないはずです。
まぁ法律的にグラフィティは完全アウトなので無理もありませんが、私はこう思ったんです。

普通にかっこよくね?

と。

そうなんです。普通にデザインとしてかっこいいんですよ。グラフィティはジャンルとしてはストリートアートに分類されるので落書きという名目ではありますが、アートがついているんです。

グラフィティアートに興味をもった私は実際に描くことはしませんでしたが(捕まるので)色々と勉強をしました。

すると、自然とこういう考えに行き着いたんです。


グラフィティアートを勉強すると、ヒップホップとの強い結びつきがあることが分かったので、なおさらアパレル系の可能性を感じたわけです。というか既にグラフィティをデザインとしたアパレルブランドは沢山あると思いますが、どうせならやるだけやってみようということで…

存在しないアパレルブランドを立ち上げます!


…と言ってもガワだけなんですが。特にサイトを作るわけでもアイテム販売のサービスとかを活用するわけでもなんでもないのですが、自己満のアパレルブランドを作ってみます。

ブランド名

まずブランド名を決めなければなりません。今回はテーマがグラフィティなのでストリートファッション系になるはずなので、かっこいいものが良いですよね。
関連で考えるなら、ヒップホップ好きの為のブランドになるはずなので彼らのモットーである生き方に焦点を当ててみましょうか。

生き方…ライフスタイル…スタイル…

良さそうですね、スタイルという単語。ですがスタイルだけだとありきたりなのでもう一単語くらい付け足してみましょうか。

うーん…付け足す 足す…プラス…

完全にそのままな意味ですがプラスを採用しましょう。プラスって縁起がいいですからね。スタイルとプラスを足せば…

スタイルプラス

おお!いいじゃないですかスタイルプラス

検索すれば百件近くヒットしそうではありますが悪くない名前です。これをブランド名としましょうか。


別バージョンも作りました

完全にその場の勢いでロゴも作りましたがちょっとずつ雰囲気が出てきましたね。

書くデザイン

グラフィティはアートですが、文字の一種です。なので書く文字を決めなければなりません。だったら「ブランド名でいいんじゃないか?」という話ですが、それだとワンパターンになってしまいそうなので何か別の文字を考えてみましょうか。

そうですね… これもなるべく肯定的な意味になるようなものにしたいので前向きな単語にしますか。

こう、前へ進むとか立ち上げるとか努力とかそういう雰囲気があればいいですよね。

となると…rise upとか合いそうな気がします。起き上がるという意味なので分かりやすいですよね。

RISE UP


ではこの単語でデザインを考えます。少しグラフィティを勉強して分かったのですが、グラフィティには書体がいくつかあるみたいです。

なので今回はそのグラフィティの書体をいくつか取り入れてみます。

タグ Tag


一番よく見るグラフィティがこのタグだと私は思います。ササッと書かれたサインのようなものです。

いかんせんグラフィティを書く知識が無いのでどこをどう繋げるかなど迷いましたが、ヘイロー(天使の輪)を付け加えたりすると案外それっぽく見えるものです。

スローアップ Throw Up


これもよく見かけますよね。丸まった形状のグラフィティで、何色かで着彩されていたりしますよね。

書いてみて思ったのですが、少しタグに比べるとポップな印象となる気がします。デザインとしては明るめな要素を持たせることが出来るかもしれません。

マスターピース masterpiece


日本ではなかなか見かけない書体のようです。私も実物はほとんど見たことがありません。これは文字というより完全な絵と言えますかね。使用色が多く、形状も複雑で入り組んだものが多い気がします。

まさに「どこから手をつけるべきか」という壁にぶち当たりました。これに関しては検索しても同じデザインに落ち着いているものがこれといって見当たらなかったので、なるべく文字を変形させたシンプルで作りやすいデザインに落とし込んでみました。



ある程度基本が分かったので他にも沢山作ってみました。書いているとかなり楽しくなってくるのでモチベーションも長続きしますね。

衣服にデザインをのっけてみよう

 
さて、ある程度デザインは出揃いました。それではこれらのデザインを衣服にのせてみましょう。

今回はPixiv FACTORYを使ってみます。
使うといっても実際にはプレビュー機能のみではありますが…

Tシャツ




お!意外といいぞ!

やはりモノトーンだったり、使用色が少ないとパッキリと色が出てて良いですねぇ

他にもやってみましょうか。

キャップ



キャップだとあまり細かいデザインは向いていなさそうですね。今回は作ったものの中でもシンプルなものを選びました。

パーカー



やはりパーカーは背面プリントがベタですね。かなり綺麗に枠が出力されています。Pixiv FACTORYを使って実際に商品を作ってみるのもありかもしれません。

最後に

かなり勢いで色々とやってはみましたが、デザインさえ出来てしまえば後は衣服に落とし込むだけなので比較的難易度は低いのかなと思いました。また機会があればスタイルプラスの商品 ?を考えていこうと思っています。

ではまた。

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