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「ひとり飲み会2️⃣」〜もうひとりの自分との対話〜 (酒場 シナトラ 自由が丘店) 

こんにちは😀 ほわスタです。

高校受験専門相談カウンセリングルーム開業準備中です!


今回のアウトプットする本📕は

「仕事で必要な『本当のコミュニケーション能力』はどう身につければいいのか?」

日本実業出版社/安達裕哉


オススメの一冊です

そして、今回、紹介するお店は

東京 自由が丘 「酒場シナトラ 自由が丘店」さん

自由が丘南口徒歩3分 商業施設トレインチの中央
お一人様も大歓迎!!
スタッフのほとんどが社員さんです。
BGMはいつも忌野清志郎さんです。

視点を「自分」ではなく、「伝わる相手(お店)」にして「ひとり飲み会」を実践。

「コミュニケーションの本質はなんだろう?」と考えたときに、核となる技術は「伝わる」ことだろう。伝えることは誰でもできる。話せば良い。見せればよい。聞かせればよい。だが、人を動かすことはできない。人を動かすのは、その内容が「伝わった」ときだ。コミュニケーションは、伝わることが難しいのである。

「仕事で必要な『本当のコミュニケーション能力』はどう身につければいいのか?」
日本実業出版社/安達裕哉 P12

「廣戸川」お好きですよね?

3回目の訪問時に、お店の若い女性スタッフさんが声をかけてくれました。

日本酒 廣戸川

声をかけてくれたドリンク(主に日本酒)担当のスタッフさんとは、今までほとんど会話をしたことがありませんでした。

どうして、このスタッフさんに、私の日本酒の好みが伝わったのだろう?

私は、その理由をスタッフさんの立場になって推測してみました。

1 「伝わる」のは、相手が聞きたい(見たい)と思うものだけである。
2 「感情」抜きには、伝わらない。

「仕事で必要な『本当のコミュニケーション能力』はどう身につければいいのか?」
日本実業出版社/安達裕哉 P14、15

伝わった理由1
お客にどのような日本酒が好まれるのか興味関心が強かった。(上記した引用1)
(後日、シナトラさんの店長さんが教えてくれたのですが、そのスタッフさんは入社6年目で日本酒の仕入れも任されているとのこと)

伝わった理由2
私が美味しそうに日本酒「廣戸川」を飲んでいた😆。
私の感情が伝わった。(上記した引用2)

承認(認識)された喜び!


私は、驚いたと同時に自分がそのスタッフさんに認識されていたという事実がとても嬉しく思いました。

人は誰かに承認されると嬉しいものなのです。

しかし、私はスタッフさんに承認されようとして「廣戸川」を続けて注文していたわけではありません。

「承認欲求の強い人」は認められず、逆に「承認欲求のない人」ほど評価されるという皮肉

「仕事で必要な『本当のコミュニケーション能力』はどう身につければいいのか?」
日本実業出版社/安達裕哉 P138〜142

他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれない。

『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健/ダイヤモンド社
「仕事で必要な『本当のコミュニケーション能力』はどう身につければいいのか?」中引用
日本実業出版社/安達裕哉 

私にはあまり承認欲求が普段からありません。自分が認められることを目的に仕事をしてもよい仕事はできないからです。

声をかけてくれたスタッフさんに、私の感謝の気持ちが伝わるように

「私の好きな日本酒を覚えていてくれてありがとうございます。嬉しかったです。」

会計をする際に、日本酒担当のスタッフさんに「敬意」を込めて伝えました。

この「廣戸川」お好きですよね?がきっかけで、今では週に1回は「酒場シナトラ」さんに通うようになりました。

次回の訪問からは、必ず日本酒担当スタッフさんに、今日のオススメ日本酒を伺い注文しています。

このような何気ない言葉のやり取りから、そのお店の常連になっていくものです。


ここからの記事の主人公は、「コミュニケーション能力の高い」日本酒担当の女性スタッフさんです。

「居酒屋」さんにおける「コミュニケーション能力」について考えてみました。

「会社が求めるコミュニケーション」とは何か?

「一緒にいて楽しい」ということが、学生にとって必要なコミュニケーション能力の本質である。
 だが、企業におけるコミュニケーションの目的は「一緒にいて楽しい」ではない。「一緒に仕事をして成果が出る」なのである。
 ここが、企業と学生が大きくボタンを掛け違っているところだ。

 では、「一緒に仕事をして成果が出る」ための「コミュニケーション能力」、すなわち企業が必要としている「コミュニケーション能力」とは具体的には何か。
それは、「自分のアウトプットを誰かに利用してもらうための力」だ。

仕事で必要な『本当のコミュニケーション能力』はどう身につければいいのか?」
日本実業出版社/安達裕哉 P52、53

お客さんにすすめる日本酒を自分の舌で確認してから提供

一ヶ月ほど前、いつものように「シナトラ」さんのカウンターで日本酒を飲んでいると、お客さんから日本酒担当のスタッフさんに日本酒の注文が入りました。
『辛口で美味しいお酒でオススメありますか?」
私は、そのスタッフさんがすぐに辛口の日本酒をお客さんへ提供するのかと思いました。
しかし、お客さんから見えないカウンターの端で、何本かの日本酒の瓶を用意し、小さなグラスに、選んだ日本酒を少量入れテイスティングを始めたのです。
日本酒を替える時にはもちろんグラスも洗い、味が混ざらないように自分の口にも水を含み、その姿には、自分が任された仕事への誇りのようなものを私は感じました。

スタッフさんは笑顔で、注文したお客さんへ選んだ2本の日本酒の瓶をもっていき、味の特徴を説明していました。

いつもお客さんに寄り添った日本酒選びをしてくれます。

私にオススメしてくれた「やまと しずく」

企業が必要としている「コミュニケーション能力」は、「自分のアウトプットを誰かに利用してもらうための力」だと本の中で安達さんは述べています。

私は、スタッフさんのテイスティングの様子を見て、安達さんが述べている「自分のアウトプットを誰かに利用してもらうための力」が少しだけ理解できたように感じました。

日本酒担当のスタッフさんのコミュニケーション能力の高さは、ご本人の資質と
会社の社員教育の成果だと思います。

日本酒担当スタッフさんの社会人としての「コミュニケーション能力」の高さは、私にとって学ぶことが沢山あります。


私は、スタッフさんの日本酒についての説明を聞く際に心掛けていることがあります。

自分の中に取り込もう、と思って聞く
 これは大人の先にある、真の聞き上手たちがやっていることになる。
 聞くだけでいい、と思っている人は相手へのやさしさが主となっていたが、これは「話し手への敬意」がベースとなる。極端にいえば「相手から学ぼう」と思っている人たちだ。

「仕事で必要な『本当のコミュニケーション能力』はどう身につければいいのか?」
日本実業出版社/安達裕哉 

あとがき

私は、「シナトラ」さんで注文する料理を決めています。

料理はいつものでお願いします。

本山葵を使った涙巻き
本山葵別添え、粗塩添え
ほわスタSpecial(私が勝手に名前をつけました)

「酒場 シナトラ 自由が丘店」には他にも素敵なスタッフさんが沢山います。
自由が丘を歩いていると「白石さん」とスタッフさんが声をかけてくれます。

是非、自由が丘に来た時は訪問してください。
できれば、日本酒を頼んで欲しいです。
「日本酒のオススメお願いします」と言ってみてください。

そして、料理は「涙巻き ほわスタSpecial」と勇気を出して注文お願いします。


次回は、自由が丘「酒場 RICO」さんです。