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ラストチャンスをあなたに

新入社員の教育担当(仮)を仰せつかりました。

その方にわたしの全仕事を引き継ぎ、
さらに管理職から全仕事を引き継がれる、
…かもしれないという劇的に面倒くさい壁にぶち当たっております。

(もう4月であり、新入社員の方は既に入社されているのに本決まりの知らせ無し…)

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わが部署の上司たちは割と放任主義…
というか無責任で、何かと丸投げしてくる方々なので、放っておくと今回も困っているわたしを横目に見ながら無視を決め込むだろう、と予測しています。

ということで、わたしは彼らにチャンスを与えることにしました。

わたしの全仕事を新人さんに引き継ぐのは、一寸お待ちいただきます。
その上で、以下の通り手順を踏んでいただくよう提案します。

1)わたしの仕事を半分程度、新人さんに引き継ぐ。

2)4分の1ずつを管理職と、もう1人の一般職からそれぞれ引き継いでもらう。

3)管理職の残り4分の3の仕事を、わたしともう1人の一般職が引き継ぐ。

4)新人さんの教育担当(総合責任者)はわたしが請け負う。

こういった形であれば、全負担がわたしに押しかかるのを防げるし、部署全体で新人さんを育てている、という雰囲気になれる。
みんな、ちょっとずつ面倒にはなるけれど。

我ながら名案。

この提案も覆され考慮の余地を与えられず、他のメンバーは負担しない、全部お前がやれと言われたら、満を持して転職に踏み切ろうと思います。

こちらから折衷案を提案したのに尚、思考停止で丸投げしているようじゃ先が思いやられますからね。

わたしはわざわざ、給料も低いし昇進も無い、代わりに責任や負担の少ない一般職を選んでいるのです。
こういうときに総合職且つ管理職が逃げるのならば、去るのみ。

わたしは、退職という爆弾を抱えて最後のチャンスを会社に与える会社員。

これって、
離婚という爆弾を抱えて最後のチャンスを夫に与える妻

に、似ている気がします。

家事も育児もあなたは我関せずで、わたしに任せっぱなしにしてきたわね。
あの子が言うことをきかないのも、汚い言葉を使うのも、全部わたしのせいにして。
子どもたちが巣立った今、わたしにも考えがあります。
今まであなたのお世話をしてきたのはわたし。
わたしがいなくなったら、あなたはきっと困るでしょう。
下着がどの箪笥にしまってあるかも知らないはずよ。
ラストチャンスをあなたにあげるわ。
これであなたが変わらなかったらもう終わり。
わたしは出て行きます。
そうなってから止めてももう、無駄よ。
(妄想)

というような。

さて、どう転がるでしょうね。

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