見出し画像

お腹痛いってギリギリまで言わないタイプ…だと思ってた

いちばんすきな花、見てますか。
noteには見てる人、多そうなドラマ。

このドラマの中で

「お腹が痛いときに
 痛いって言える人がいるか否か」

について言及していた回があって、今日は、そのこと、というかそのシーンを見て思ったことについて、書こうと思います。

***

昔から、2人組を作るのが苦手だった。


なんて、冒頭一言目から「何ー待ってー何何!このドラマー」となってしまい、一旦一時停止して、ちょっとその辺を整えて、居住まいを正して咳払いなんてしてから改めて再生したくらい、心を鷲掴みにされました。

それからも、思わず笑っちゃうほどのあるある(でも割と多くの人にとっては「無し無し」らしい)が多数、散りばめられています。

「お腹痛い」って、口に出したところで忽ち解決するわけじゃなくても、ただそこにそう言える人がいるってだけで楽になること、確かに、あると思います。

お腹痛いときにお腹痛いって言える人が、みんなにいたらいい、良ければわたしが聞いてもいいよ、聞くよと、ちょっとしんみりしました。

わたしは、どうだろう。

たぶん、ギリギリまで言わないタイプ、です。

例えば健康診断の結果が配られて「要精密検査」と印字されていたとき、その場で「うわっわたし再検査だ!」とかは、言えない。
(言ってる人、よく見るけど)

そっと1人で検査を受けに行って、診断が出て、大きな病院に行くということになって、更に検査を重ねたら手術が必要だということになって、手術日程を決める段になって、お身内の方を呼んでくださいと言われて、そこでようやく家族や、会社の人たちに打ち明けるタイプ。

怖い、辛い、と思っていればいるほど
わたしは、言えなくなるのです。

これは黙っているわけにはいかない
会社を長く休むとなれば
周りに知らせずにはいられない

万事休す!

となってからようやく、重い口を開く
という感じ。

そういえば、クラスメイトにいじめられたときもそうでした。

あ、これは…わたしは、いじめられているんだ、そうだったんだと確信を得たとき、その場では怒りや悲しみを表現することが出来なくて、沈黙したまま1人で帰って、家に着いてから感情を爆発させたんでした。

なるべく自分で解決して
出来れば誰にも言わずに
過去のことになってから
笑い話として語りたい。

こういう性質って、幼い頃からあまり変わらないものなのかもしれません。

でも
夫の前ではたまに、ポロッと漏れて
うっかり弱音を吐いたり
下手すると、べそをかいたりします。

わたしの「三つ子の魂」を凌駕してくる夫。

お腹痛いってギリギリまで言わないタイプ…だと思ってたけど、よく考えたらそうとも言い切れなかった。

結果、「もう恋なんてしない」なんて、言わないよ絶対、みたいなタイトルになりました。

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?