イラつくのは、自分が苦しいからかもしれない
業務時間中に延々と無駄話してる人とか、
仕事もしないで人の邪魔ばっかりしてる上司とか、
近くにいると無性にムカつきますよねー
でも、このイライラ度合いって
自分の多忙度合いに比例するような気がしてきました。
自分が忙しいときは人が暇そうなのがムカつく。
余裕があるときはそうでもない。
自分に恋人がいないと電車でイチャイチャしているカップルが気になる。
リア充だと他のカップルを見ても何とも思わない。
自分が試験に落ちると受かった奴が浮かれているのを見てモヤモヤする。
受かると一緒に喜べる。
…このパターン、延々と行ける気がします。
スパイト行動ってご存知でしょうか。
何だかややこしいですが、
「自分が損してでも相手を得させないようにする」
行動のことを言います。
出る杭は打たれるとか
高木は風に折らるとか
誉れは毀りの基とか
日本には人の足引っ張る系のことわざ多いですよね。
出てる杭を打ったってお金貰えない上に無駄に疲れるだけだし、打たないでいたところでその杭は自分にとって邪魔になるわけじゃないのに。
出てるように見える杭だってよく見たらボロボロかもしれないのに。
なんか杭、かわいそうに思えてきた!
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これって、他者と自分の間の境界線があいまいだから起こることなんじゃないかなと思うんです。
自分と他者は違う人間だ
家族でも親子でも夫婦でも友達でも恋人でも同僚でも、他者は他者だ
という認識をしっかり持ってさえいれば
「こうすべきだ」
「そうであるべきだ」
「常識でしょ」
「言わなくたってわかるでしょ」
「察してよ」
「なんでわかってくれないの」
みたいな論調は減って、自分も楽になるんじゃないかなと思います。
だって「宇宙カラキマシタ」って言ってる人に「空気読めよ」って言ったって無理だろうなってことは分かるもんね。
どうしようもなくイラついたときに、ふと傍らの藁人形と釘を掴む…
前に、もしかして自分の不調が原因なんじゃないかなと考えてみて、あ、疲れてるだけだったわと思ったらすかさず横になるように心がけようと思います。
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