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ラムネde眠気覚まし

「de」って一時流行りましたよね。
今は廃れていますか?
(流行りに疎いもので)

巷では、流行り病が猛威を振るっていますね。
もはや報道されなくなったから明るみに出るべくもありませんが、周囲に今までで最多の罹患者がいることから、ビックウェーブを肌で感じざるを得ない昨今です。

でもわたし、未だ一度も罹患しておりません。
花の都東京で毎日満員電車に揺られているというのに。

本当に罹っていないのか、無症状でいつの間にか免疫を獲得しているのかは、不明です。
ただ、とりあえず毎日元気です。

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
(言いたいだけ)

わが部署でも、先週かかった人と、今週かかった上に一家全員罹患した為に次いつ出勤できるか分からない人がいます。

Aさんは先週の中頃に陽性反応が出たけれども、もう隔離期間過ぎたし大丈夫、大丈夫と言いながら出社してきました。

「いやーB部長の知識豊富なところで ヴォッッホンヴァーックショイ! お伺いしたところがありま…ヴォッホン…ヴォッッホン!して、ええ先週罹っちゃいまし ヴォッッホンヴァーックショイ!ええもう大丈夫なんですけヴァーックショイ!」

などという電話を、げんきに掛けています。

…そっと窓を薄く開け、扇風機を付けるわたし。

そんなAさんが朝、弊部のポットに絶え間ない咳とくしゃみをしながら入れてくれたお湯を、わたしは使う気になれません。

あっと思ったときにはAさんが率先して入れてくれていたので、今更わざわざお湯を差し替えるのも角が立つし、かと言ってお昼の後にコーヒーを飲まないと、わたしは眠くなってしまう。

ウィルス入りのコーヒーを、飲むべきか飲まざるべきか…
という選択を迫られたわたしは

ラムネを食べてみる、という選択をしました。
(そんな選択肢あったっけ)

ラムネって、原料の90%がブドウ糖なんですって。
(砂糖で出来ているのもあるみたいですが、森永のラムネを買い求めたところ、ブドウ糖90%とパッケージに書いてありました。)

ラムネを食べると、ブドウ糖をエネルギー源としている脳に、分解などの手順を踏まずにダイレクトに届けられる為、眠気を覚ますことが出来る、という仕組みらしいです。

ということで、お昼ご飯のあとに、大粒のラムネを2つ、口に含んでみました。
お昼に食べた炭水化物は、いずれ糖になるというのに、追加でブドウ糖を摂取するってどうなんだろうと思いつつも、経過を見ます。

14時。眠くない。
15時。眠くない。
16時。眠くない!

全然眠くなりませんでした。
ウィルス入り(多分熱湯で死んでるけど)のコーヒー、飲まなくてもいけました。

七転び八起き。
ピンチ de チャンス。
人生に無駄なことは何一つない。

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
(言いたいだけ)

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