久しぶりにパチンコ店で遊技した話

タイトルにあるように久しぶりにパチンコ店に行った。

昔は店内でタバコが吸えるのがあたり前で私はタバコが嫌いだが我慢しながら学生のなけなしのお金をお店に投資し一切リターンがない養分であった。
そこから悟り、パチンコ店で遊技をする事がなくなった。

ただトイレに関しては勝手ながらよくパチンコ店のトイレを利用させていただいていた。
コンビニやちょっとしたところのトイレよりも非常に綺麗な事が多い事と今ではタバコは吸えないようになっており、吸えてもアイコスなどの加熱式タバコぐらいになっており、私はタバコを吸わないのでとても空気がクリーンで以前よりも入りやすくなっている。

これは非常にでかい!!

先ほど言ったように私はタバコが嫌いなので昔のパチンコ店ではほとんどの人がタバコを吸っており、入るだけで服がタバコの匂いで覆われる。
吸わない人からすると、この匂いには敏感でタバコを一切吸わない私達の家族からは一斉にクレームが起きるほどだ。
それでも一瞬の大当たりの時間が脳に与える衝撃は大きく、当時はタバコの匂いの辛さや、お金の大事さを忘れるほどに、楽しいから当時はやめる事ができなかったのだ。

昨日急な腹痛が襲い、いつもようにトイレを利用させていたのだが、いつもトイレを貸していただいてばかりだなと思った私はなぜか急に少しだけ遊技してみようと思った。

選んだのはガンダム。
以前は約400分の1の割合で当たる台が全盛期であったが、今では320分の1の台までしか作れなくなっているようだ。
そのような昔の思い出に浸っていると1000円でレバーがブルブルと震えた。
噂で聞いていたレバブルってやつではないかと悟った私はこれはビギナーズラック的なやつが来たと思ったのと同時に当時と同じく脳への衝撃が襲ってくる。
そして当たり、ものすごい速さで大当たりが続く気付けば2万発。
昔では考えられない速さで出てきており、大当たりが終わっているにも関わらず、出玉が出続けている不思議な感覚であったと同時に衝撃と高揚が襲う。
そのままなんと打ち続けてしまい次の当たりを取り連チャン。
閉店間際残り2分、連チャンが終了し、当たりを取り切ったと思い余韻に浸っていると、残っていた保留が気づけば色が変わり長い時間をかけ当たりに向かい進んでいく。
長いリーチと閉店時間が並行しながら進んでいく苛立ちと高揚そして閉店を迎え、消えゆく大当たりを横目に帰宅した。

そして私は思った。

また来ようと。

わかっている
養分になる事を。
ただ衝撃と高揚がそうさせてしまったのだ。

結果言いたい事はこういうきっかけで何かが始まるが、その始まるものは決して良い事だけではなくその人にとっては良くないことでもある。
もちろんパチンコの収益で生活をしている人もいるが私はそれはできないと知っている。
これからは養分としてパチンコ店と向き合うだろう。

明日はエヴァゲリオンだと心に固く誓ったのだ。

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