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冷房は、好きではないのです

kittyは冷房の効いた部屋は好きではないようです。
僕たちは、最近のむわっとした暑さに耐えられないので、
夜のリラックスタイムには、
冷房のスイッチを入れておりますが、
kittyは冷房をつけ始めた途端に、
部屋から出て行ってしまいます。
寒いのですかね、どうなのでしょう。
部屋の扉をkittyが通れるくらいには開けておりまして、
僕たちがkittyの視界に入る場所で、
ごろんとしているのが常であります。
彼女は比較的暑がりなほうで、
僕は比較的寒がりなほうで、
僕の足は夏場であっても冷えていて、
like a dead man
なんて彼女は形容します。
冷え性なんでしょうね。
ですから、kittyの気持ちはなんとなくは分かります。
冷えを感じる場所にいるよりは、
少し暑くても暖かい場所にいるほうが、
心地よかったりします。
この間、あまりにも暑いので、
冷房をつけっぱなしにして寝ました。
ですが、夜中、寒さを感じて起きまして、
トイレに行った帰りに、
部屋の隅のほうで丸まっていたkittyをひょいと抱き上げて、
ちょうと抱き枕のようにしながら、
耳の周りを撫でておりましたら、
ごろごろごろ
と、例のごとく鳴き始め、
そのまま眠りに落ちてしまいました。
そうなったからには、
kittyの下に敷かれた僕の腕を動かすことなんてできませんので、
まあいいか、
そう思って撫でるのをやめて、
寝ようと思いました。
目をつむってうとうとし始めると、
お腹あたりにあたるkittyの身体の暖かさが、
人肌よりも少し低くて心地よく、
ふわりとした毛の感触は、
高級毛布のようになめらかで、
毎晩ここで寝てくれないかな、
そんなことを考えているうちに、
本格的に眠りに落ちて、
気づけばせみの元気な朝でした。
kittyはまた部屋の隅から、
眠たそうに僕たちを見つめていました。
冷房つけっぱなしは良くないよね
kittyの背中を撫でながら、
そう思った朝でした。

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