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オーストラリア人の彼女と 猫と、僕と°

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#猫写真

まるみ

最近kittyが丸くなってきた、そんな話をしばしばしております僕たちでございますが、浮腫んだ浮腫んでいない、人間でいうその程度の差でしかないので、本当のところは分かりません。 以前も丸くなったと感じたときがございまして、ちょうど病院に行くタイミングだったので、体重を計りましたが、プラス、というよりは、少しマイナス、驚きの結果。 今回も、丸くなった気がするだけなのだろうと思います。 そう思うからにはどんな要素が丸く見せているのか、少しばかり考えてみました。 一つは、気温

猫混み   オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

人混みというもののように猫混みというものの中にkittyがいた場合、どのような姿勢で他の猫たちとコミュニケーションを取るのだろうか、そんなことが気になる今日この頃でございます。 僕は人混みが得意ではございませんので、鋭い視線という防御を講じていることが、無意識ながら多いような気がいたします。車窓に映る自分を見ると、はっとします、ときどき。 kittyは彼女と僕との3人暮らしで、これ以上の混み具合と言いますと、彼女がお家に友人を招いたときくらいで(10人くらいだったでしょう

ほんのりかゆい  オーストラリア人の彼女と、猫と、僕と°

頭がかゆくなることが、程度の差こそあれ、誰でもあるのではないかと思います。 髪を切りに行って、頭を洗っていただいていると、寝てしまいたい、そう思うことはしばしばでございますが、誰かに頭を触られるのは気持ちが良いものではないでしょうか。 少なくとも、彼女もkittyも僕も、それは共通する気持ち良さでございまして、彼女は頭に限らず背中や脚、kittyは僕と同じく頭。 kittyは自分で頭をかくことができないので、かきたいときにかけないのは相当なストレスになり得るのではないか

換気

kittyのトイレの近くの窓は、閉め切ることなく少しだけ開けるようにしております。 換気という点で、彼女も僕も、コロナ関係なく、換気が好きなようでございまして、kittyのトイレの近くの窓はもちろん、ベッドの近くの窓も、定期的に開けては、Cold? No it’s not. Ok、なんてやり取りして、開けっ放しにしていることが多々ございます。 冷えてきたら、窓を閉めるのではなく、ガウンやダウンを着て調整。 どうして閉めないのか、特に理由があるわけでもなく、ただ新鮮な空気

kittyの好きな音

忙しく耳をあちこち向けて音を拾っているkittyでございますが、その中でも好きな音というものは存在するのだろうか、そんなことを最近考えております。 嫌いな音は間違いなく雨の音で、雨が降り出すと、窓際から離れて行って、腰は引けつつも雨から目をはなさずにはいられない様子でそわそわ。落ち着いて眠れないようですね。 それと、本能的に反応してしまう音として、鳥の鳴き声。ちゅっちゅっちゅっ、真似て音を出してみると、やめてくれ、そんなお顔を向けてくれますので、認識できる音の一つではある

彼女とボロネーゼ

statelessというオーストラリアのドラマに、大鍋からパスタを家族分取り分けるワンシーンがございました。 変に嬉しい気持ちがいたしました。 というのも、彼女は子どもの頃、まさにこのワンシーンのような、家族みんなでパスタ、パスタ、パスタ、そのようなディナーをたくさん過ごしてきたようで、特にボロネーゼは今ではほとんど食していないようです。食べ過ぎた、と。 彼女がパスタの話をするとき(どんなときでしょう)、古典のようにこのボロネーゼの話が出てくるので、彼女のもう嫌だという

手札の多さが魅力的

kittyが時折見せる、驚きに満ち満ちた表情で逃げて行く表情。演技なのではないかと疑っている僕でございます。 ストレッチをしていて、身体をぐーと大きく広げますと、kittyはその動作に、みゃっ、短く鳴きながら逃げて行き、まんまるの大きな目で僕を視界に入れながら、離れた場所で見つめてきます。 Don’t be so shocked、なんて言いながら、彼女が好きなkittyの表情の一つでございます。 また同様にストレッチをしていて、今回はkittyが完全に横になってくつろい

prince

kittyお気に入りのパンのベッドでくつろいでいるときは抱き上げない、というルールがございますので、抱き上げたい衝動に駆られたとしても、撫でるだけに留めております。我慢。 そんなルールがあることをkittyは気づいているのか、パンのベッド以外でくつろいでいるときに、僕たちが近づいていくと、抱き上げられるのか?なんて辺りをきょろきょろし始めますが、パンのベッド内にいるときは、どしっと構えて、prince。 頭や顎を撫でようとしますと、ここを掻いてくれ、そう促すように、頭の位

早朝ラン

朝方のkittyは、走り方を覚えたばかりの子どものように、果てしなく走り続けているときがたまにございます。 5時あたりなので、まだ静かにしていてほしい時間帯。 どうしようもなく、kittyの名を呼んでみたり、ちゅちゅちゅと気を引いてみたりしましたが、ほんの束の間落ち着くだけで、すぐさま、どこどこどこ、再開。 回数を重ねる中でようやくたどり着いた方法は、起き上がってkittyを見つめ続ける、というもの。 瞬きもせず、身体も動かさず、マネキンのようにkittyを見つめ続け

昼寝

ついさっきまで僕のお腹を枕代わりに眠っていたkittyが、ベッドから起き上がる僕と一緒に起きてきて、まだ眠たそうな顔で僕を見上げてきたので、抱き上げると、ごろごろごろ。 眠っているときと起きているときの感覚は地続きのようなものではなく、そこの間には大きな亀裂があるのでしょうか。 癒し効果の高いごろごろ音でございますので、いつでも聞くことができれば嬉しい限りではあるのですけれど。 小学生くらいの頃でしょうか、意図せぬ昼寝をして、ぱっと目を覚ますと、そこがどこで何時なのか分

びよーん

sorry boyと事前に伝えつつ、kittyを持ち上げてびよーんと伸ばしてみたところ、予想以上に長く、恐るべし猫背、なんて伸びたkittyと目の前の丸々としたkittyを見比べながら笑っておりました。夜です。 I’m sorryとkittyには伝えたものの、画像に写るkittyの顔ときましたら、眉間に皺を寄せたような怒り顔をしておりまして、どうしようもなく伸ばされた身体とその顔のギャップがおかしくて。 怒り顔を見せたものの、怒っているところを見たことのない穏やかなkit

毎日の喜び

抱き上げればごろごろ鳴くことの多い朝一のkittyでございまして、朝起きたら抱き上げられるということも知っているkittyでございまして、抱き上げる前からすでにごろごろ小さく鳴いていることもございます。 ごろごろ音は楽器のようで、kittyを撫でれば撫でるほど大きくなっていき、そこに彼女が加われば、さらに大きな音を響かせてくれます。 終演は突然やってくるもので、するりと腕の中から飛び出して行き、部屋の隅の方へごろん。 朝一から大きな音を響かせて、それは当然疲れるだろう、

腹巻

母との定番の話題は、重い腹痛が来ていないか、というものでございます。 血の気がさーと引いて、しばらく横たわっていないと耐えられないような重たいもの。 腹痛の症状なんてものまで遺伝されるとは、遺伝というものはなんとも不思議なものですね。 まあそんな定期的にやってくる重たい腹痛を避けるために、足、お腹は冷やさないよう心がけているのですが、kittyがここで一役買ってくれている(というよりはなすがまま)ことがございまして、kitty腹巻でございます。 クーラー、扇風機等でお

歯ブラシ

kittyに新たなとろけ道具がやってまいりました。 なんて言うと、気合を入れてなにかを用意したような響きがいたしますが、なんの変哲もないただの人間用歯ブラシでございます。 彼女いわく、歯ブラシで撫でられる感覚と、猫の舌で毛繕いされる感覚は似ている、ということで、歯ブラシでkittyの顔周りをそろりと撫でてみると、すんなりと受け入れて、とろりとされるがまま状態。 kittyは僕たちが撫で始めると、すぐさま姿勢を整えたり、とろけたりして、はいどうぞ、そのように僕たちに撫でるよ