【独学で100点】TOEFL ライティング勉強法
はじめに
こんにちは!今回はついにTOEFLセクション別解説最終章です。
僕が完全独学で100点超えを達成した時の経験を基に、「TOEFLで確実にスコアを伸ばすための勉強法」を共有します。
なお、TOEFLは2023年7月26日より試験形式が変更されており、この記事では新形式に対応した対策法を紹介します。
今回はライティング編です!
概要と攻略法
TOEFLのライティングには2つの問題があります。
①Integrated task
概要
1問目は前回紹介したスピーキングの3問目と似た形式の問題です。
まず授業を想定したアカデミックなトピックについての短い文章を3分間で読みます。
次に同じトピックについて教授が2分から3分程度の講義を行います。
その後、文章と講義のトピック、それぞれの主張や関連性をまとめます。
制限時間は20分で、最低でも150字以上が求められます。
攻略法
この問題は、序論、本論1,2,3、結論の5段落構成で解答するのが基本です。
文章と講義は扱うトピックこそ同じであるものの、逆の主張をしている場合がほとんどです。
もう少しわかりやすく説明すると、文章の部分では○○が××であるという主張とその根拠が3つ示され、講義の部分で教授がそれぞれの根拠に反論していく、という形になっています。
そのため、まず序論ではトピックの概要について、本論では3つの根拠とその反対意見、結論で全体のまとめ、という風にまとめるのが王道の流れです。
文章は150字以上、と公式では記載されていますが、文字数が多すぎて減点されるということはありません。
実際私は300字程度書きましたが、かなりのハイスコアを取ることができました。内容に説明を加え充実させるとどうしても文章が長くなりがちですが、それは全く問題ないということです。
②Academic discussion task
概要
2問目は、オンラインで教授が学生に講義をしているというシチュエーションで、教授が投げかけた質問に対して、2-3人の生徒の意見を読み、自分の意見を回答する、というものです。
この問題では、100単語以上の回答を、問題文を読む時間も合わせて10分で書く必要があります。
先に読んだ2-3人の生徒の意見のどちらに自分が立つのかを選び、その理由を1~2つほど述べて150字前後で記述します。
攻略法
この問題では、他の学生の意見を参考にすることはできますし、同様の意見を回答にしても良いのですが、全く同じだと減点されてしまいます。
そのため、短い時間の中でもしっかりと自分の意見を述べ、それをサポートする文(理由や具体例)を書く必要があります。
さらに高得点を獲得するには、生徒のどちらか側に立ち、その生徒の意見を支持する理由を補足し、さらに選ばなかった生徒の意見の問題点を説明できるとよいでしょう。
勉強法
ライティングは短期間で上達させるのは非常に難しく、根気強い努力が求められます。
基礎的なエッセイライティングのスキルを上達させるためには、ニュース記事や動画を読んだり見たりしてその要約を書き、さらに自分の意見をまとめる、という勉強法が効果的です。
書いた文章を添削してくれる人がいるとなお良いでしょう。
TOEFLのライティングにおいては、公式過去問だけではなく、インターネット上にも例題や回答例が掲載されているので、それらを研究し、テンプレや言い回しなど、いいと思った部分を取り入れていけると効果的です。
おわりに
いかがだったでしょうか?
日本人の英語学習者にとって英語でエッセイを書く機会はあまりなく、苦手としている方が非常に多いです。
しかし、留学など海外で活動するにあたって、ライティングスキルはとても重要になってきます。TOEFLのライティング対策を通して苦手意識を克服していきましょう!
セクション別解説は今回で以上になります。
次回はTOEFLの試験までの過ごし方、当日に気を付けるべきことを紹介します!