【英語資格】TOEFLって何?
はじめに
今日はタイトルにもある通り、TOEFLについて紹介したいと思います。
TOEFLとは、「Test of English as a Foreign Language」(外国語としての英語能力試験)の略で、英語を母国語としない人々のための英語能力試験の一つです。
なお、TOEFLにはiBTとPBTの2つの形式が存在しますが、世界で主流なのはiBTであるため、本記事ではTOEFL iBTについて説明していきます。
TOEFLの概要!TOEICとの違いは?
英語資格としておそらく多くの方がご存じであろうTOEICとの決定的な違 いは、以下の2つです。
①TOEICは2技能、TOEFLは4技能
TOEICはリーディングとリスニングの2項目だけが測られるため、スピーキングとライティングの対策を行う必要がありません。
それに対しTOEFLは、リーディングとリスニングだけでなく、スピーキングとライティングのテストも課されるため、非常に負担の重い試験です。
スピーキングとライティングは答えが一つではないため独学で対策することが困難で、試験全体としてもTOEICよりもTOEFLの方が難易度が高いといわれています。
読む、聞く、話す、書くの4つのセクションに分かれた技能スコアはそれぞれ30点満点に換算され、最終スコアはそれらを合計した120点満点で表示されます。
②TOEICは就職・昇進目的、TOEFLは留学目的
TOEICは問題もビジネスシーンを中心に設定されており、就職や昇進試験のために受験する大学生や社会人が多い一方で、TOEFLは学生向けで、よりアカデミックな問題が出題されます。
TOEFLが活用されるシーンとして、海外大学への留学が挙げられます。
海外大学への入学者には一定の英語力が求められており、受験者はTOEFLのスコアの提出が求められます。
ちなみに世界ランキングに載っているような海外のトップ大学は、多くの場合TOEFLスコアの基準を100点以上に設定しています。
このスコアは英検一級合格、TOEIC900点台後半と同等のレベルであり、非常にハードルが高いことがわかります。
また日本国内の大学においても、AO入試や推薦入試において受験生に英語力を求めるケースが増えており、ここでもTOEFLのスコアを活用することができます。
対策法
そんなTOEFLを受験するにあたって、やるべきなのは以下のステップです。
①目標スコアを決める
あなたの受験する大学が求めるスコア、自分が取りたいスコアを調べ、設定しましょう。
同じ試験でも80点を目指すのと100点を目指すのとでは勉強方法が大きく変わってきます。
②自分のレベルを把握する
自分の現在の立ち位置を知らなければ、対策を練ることができません。
TOEFLを運営しているETSという会社のホームページからアクセスできる過去問、またはネットや書店で購入できる問題集を一度解き、うまくいったところや弱点を把握しておきましょう。
③技能ごとの対策
目標と現在地が定まったところで、各技能の対策をして自分の能力を目標点に近づけていきましょう。
慣れてきたら過去問を使用し、本番と同様に時間を測って解いてみることをおすすめします。
さいごに
最後まで読んでくれてありがとうございます!いかがだったでしょうか?
次回以降は各技能ごとの細かい勉強法について徹底解説していこうと思います。