テレビ番組を思い出す「2011年世紀のワイドショー!ザ今夜はヒストリー」

ついに2011年までたどりつきました。2011年は東日本大震災が3月11日に起こり、日本中が悲しみに包まれました。

そんな中、東京フレンドパークⅡが終わりました。芸能人の友達同士で登場して、体を使ったゲームに挑戦する番組でした。

木曜日に移動したりしましたが、結局、月曜日に納まりましたが、視聴率が上がらず、16年続いた番組も終了することになりました。

さて、月曜日19時という時間帯は、ずっと関口宏さんが出ていました。古くは「クイズ100人に聞きました」という番組もやっていました。

そこで、次の番組も関口宏さんがしかいの番組が始まりました。

番組のタイトルは「世紀のワイドショー!ザ・今夜はヒストリー」です。

この番組は、歴史上のある出来事に注目して、それをワイドショーの見せ方、生中継、フリップ、巨大ボードを使用して、歴史を面白く、わかりやすく説明する番組です。

第1回目の放送は「関ヶ原の戦い」でもちろん関ヶ原に中継?を出して生の関ヶ原の戦いの状況?を見たり、石田三成や徳川家康に独占インタビューをしたり、記者会見のような見せ方をして、後ろのボードが徳川の家紋だったり、

見せ方として面白く、パロディにしているのがよくわかりますが…

関口宏さんはこれを良しとしたのかが気になります。

関口さんといえば日本テレビで「知ってるつもり!」という番組を放送していました。

この番組は1人の人物にスポットを当てて、幼少の頃から晩年までを綴るドキュメンタリー番組です。そこに笑いは一つもありません。

ゲストには泣く方もいらっしゃいます。別に御涙頂戴にするつもりもないかもしれませんが、やはり、泣いてしまうのでしょう。

テーマに取り上げる人も偉人伝の定番の人物だけでなく、日本人で初めて飛行機を作った人、テレビを作った日本人、「いだてん」でお馴染みの金栗四三なども「いだてん」が始まる25年以上前に登場していました。

関口さんは、多分、テレビを見ている人に、まだまだ、紹介したい人や出来事が沢山あって、テレビを使って教えてあげたい!と思っていると思いました。

しかし、このスタイルが2011年に受けるとも思えず、結局、面白おかしく、ちょっと笑いのある番組に仕上げざるを得なかったと思います。

結局、このスタイルが受けず、時間が移動になったりもしましたが1年4ヶ月で終わってしまいました。

もう少し、時間が経てば、古舘伊知郎さんが「トーキングヒストリー」なる、古舘節満載の忠臣蔵を実況で解説する番組なんかもあったので、もしかしたら時代が早かったのかもしれません。

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