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グラレコ・グラファシ磨いていきたい私の、WSふりかえり

こんにちは。静岡でデザインの勉強をしている中村です。

2022/10/01(土)「デジタルの日」に、三島市データ利活用ワークショップが行われました。

私の所属する大学の卒業生の方と、後輩の3年生と一緒にグラレコ・グラファシを担当しました!グラレコ・グラファシというスキルの面でも、お仕事の仕方としても学びがあったので振り返りとして残します。

三島市データ利活用

今回のWSはデータ利活用の講義に加えて、OST(オープン・スペース・テクノロジー)という形式で、テーマについて話し合いたい人が集まり、参加者は自分の興味をもとにグループを自由に行き来できます。今回は、参加者から募ったテーマについて、解決のためにどんなデータ(数値)があれば良いかデータベースに必要なものを洗い出しながら、プロジェクト化することを目指します。

私たちができること・すべきこと


 学校の中だけでやっていると気が付きにくいですが、机を囲んで対話をしている時、市民の方々はなかなか自分の思っていることやアイデアを書き起こそうとしません。付箋を1枚書くのに時間がかかったり、A4の紙にアイデアを1つ書くのも時間がかかったり、、。視覚言語の重要性だけでなく、そこで私たちが代わりに書き起こすのも大事ですが、自分で書いてみてもらい、当事者意識もてるように「それってつまり〜こういうことですか?」「確かに〜なことありますよね」と共感してみることも大事だと気付きました。その人がペンを動かすことを後押しできるようなアクションが必要だと感じました。

スピーカーの話し方に合わせてグラレコの構成を考える

グラレコに関してですが、話者が1人の場合はこの人は演繹法か、帰納法で話しているかを理解しながら構造化すると、参加者がグラレコを見てテーマから繋がりを見出しやすい、という学びがありました。スピーカーはアジェンダとしていくつかの事象をお話しますが、それは別物ではないので、線で囲んだり、仕切ることが逆に参加者の理解を邪魔してしまうことがあるのです。

例えば、今回で言えば①DXなどの社会情勢の事象②数値から見る三島市③実際に取り組むときに参考になるような地域DXの事例という3つの固まりがあり、メインテーマの「データを利活用した社会の市民活動」に帰結するような形になっています。DXを社会情勢からみるよ、数値からみるよ、事例からみるよ、みたいな感じです。

WS中の書き方として、発言で切り取るような形で書けなかったのが私の反省点としてあげられます。模造紙に、「アイデア」「課題」「進め方」などなんとなく書く構成をイメージしながら書いていましたが、対話を聴きながらどの話題について話しているのか判別し、書き分けるのはなかなか難しかったです。OSTは井戸端会議のように対話の流れを強制的に変えることはないので、発言で切り取りながら塊を作り、後から色で分けていく方が、課題とアイデアの間から、足りないものなど見出していきやすいのかな、、と実感しました。

清水町グラファシの時はある程度自分が主導権を握って、話題を振ったりしていたのでそこが今回との相違点でした。

仕事をするってこういうことなんだ

今回初めて、卒業生の先輩とお仕事をして、仕事の全体像を把握し、一緒に担当する私たちにも気を配ってくださる姿を見て、依頼された仕事を全うし、さらに自分の成長に繋げるってこういうことなんだと実感できました。

特に
・共有された資料に対して、完成物(グラレコ)の枚数やイメージを確認する
・WSでの参加者の流れ、その上で自分たち、グラレコの位置付けを明確化するような質問の仕方
・一緒に担当する私たちへの質問機会を作ったり、考えを聞く
・終了後にWS中に感じた疑問点を解消するアドバイスの求め方
・後日、相手の良かったところを言語化してメッセージを送る
といったところ自分も実践していきたいです。


自治体、データ利活用、などのキーワードのWSはなかなか難しいのが正直なところですが、自分のファシリ力、視覚言語を用いる力を磨くために挑戦していきたいと思います!!

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