【行動の先に笑顔。】マスクを作って売ってみた。

緊急事態宣言が出て、

営業時間の短縮営業

感染リスク回避のシフト削減

持ち帰りの拡充

 sns等でのアプローチ

席数を減らして密を防ぐなど、

皆さん、策をとっておられることでしょう。

そんな中、週6のシフトが半分になったスタッフに、
申し訳ない気持ちもいっぱいで、
作ったマスクをお店で売ってみない?
と提案しました。

開店中に売って、売り上げはすべて各自の収益とする。
売るスペースを提供することが、
スタッフの支援にもなると思ったのです。

単価と枚数によっては日給額をしのぐかもよお?。
と提案したのですが、
その時はイマイチピンと来なかった様子。

ならば私がと、実際に作ったものを販売したら、
なんと評判がいいのです。

作りたくても、材料が揃わない、遠くに行けない。
作りたいけど、目も悪く肩も痛いシニアの方。
明るい柄も気分を元気にしてくれるようで好評です。

男性用サイズのリクエストもあったりで
、困っているお客様のニーズにもマッチしていました。

その翌日、休み明けのスタッフSが手作りマスクを持ってきました。
売り場拡張です(笑)
また、嬉しいことにどんどん売れてびっくりです。

そうなると、お金を頂くのだから、
縫製を丁寧にして検品もしっかりして、
ラッピングも素敵にして、と
『売るための工夫や知恵』に
ますます磨きがかかり、
リピーターのお客様が付く頃には、
彼女はすっかり『マスク職人』となっていました(笑)


売れることが嬉しくて、励みになる。
まさか自分がマスクを作って売るなんて思いもしなかったでしょう。
よい刺激と達成感に彼女は生き生きとして見えました。

お金を頂くことに、躊躇がなかったわけではありません。
マスク不足で商売するのか。こんな時に無料で配らないのか。
売ると決めるまでは、何回も自問自答しました。

でも、無料で配れば不公平感が出るでしょう。
生地代と少しの手間賃を貰えれば、
またそこから循環し還元できる。
問われたら、そうご説明しようと決め、

エイっと行動しました。


結果小さなアイデアと行動が、
お客様の不便を助け、
スタッフを明るくし、私も嬉しかった。

ただ食事を提供するだけでなく、
自分の店を通して何ができるか。
それでお客様に喜んでいただくこと。

これはずっと私の中のテーマです。

図らずもコロナによって、
意識の改革を余儀なくされることもあるでしょう。

よい意味で『売れるもんは何だって売る。』
くらいの柔らかい考え方で、
ここを乗り越えて行けたら、
また一つ成長できるような気がします。




読んで頂きありがとうございました。 頂いたお気持ちは、 感謝を込めて『恩送り』いたします。