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25歳の日常清掃員/わたしたちが積める最上の徳とは何か。


皆さま、こんにちは。
25歳の日常清掃員です。

人に親切にして喜んでもらえると気持ちが
良いと同時に自分の人間力レベルが
アップしたように思います。

誰も見ていないところでも何か良いことを
すると、誰かに褒められたわけでなくとも
爽やかな気持ちになります。

人生で「徳」を積むことは第一に自分の
ためになり、第二に周りの人の為にもなります。

ところで「徳」とは今一度何か確認しようと
思います。パッとイメージは湧くのですが
辞書で調べたことはありませんでした。

1.
身についた品性。社会的に価値のある性質。善や正義にしたがう人格的能力。
 「徳を仰ぐ」
2.
広く他に影響を及ぼす望ましい態度。のり。おしえる。めぐむ。
「徳」について  web辞書より

徳とは人格的能力であり、それによって
他に影響を及ぼす望ましい態度のことの
ようです。徳を積めば人間力も上がっていく。
そしてそれは周りからの良い評価に自然と
繋がっていくのでしょう。

では具体的にどのようなことをすれば
その「徳」は積めるのでしょう。

前に読んだ本にこのようなフレーズが
ありました。

人間の最上の徳は、人に対して上機嫌で
接すること。
田辺聖子

確かに上機嫌でいることは、
周りの人に安心感を与えると思います。

たまに気分屋の人と接することがありますが、
いつ不機嫌になるか分からないので、
神経を使いますし安心して話すことは
できません。

逆にいつも上機嫌で気分の変動の無い方だと、
安心します。そばに居てもらうだけで、
なんだか楽しい気持ちになります。
仕事を一緒にする時も気兼ねなく相談できる。

ただ人間誰しも疲れたり悩んだり嫌な思いを
することはあります。無理して上機嫌で
いたら逆に疲れてしまいます。
けれど、仕事においてはお金の発生する
大事な時間。一緒に働く人、接するお客様、
全て大事な人たちです。
その仕事の時間だけでも、不機嫌にならずに
爽やかに人に接せられたらそれって自分に
返ってくるのではないかなと、思います。

実際清掃の仕事をしてきて、それを意識して
何年か日々を過ごしていますが、
仕事の相談を受けたり悩みを聞いたりする
機会は多かったです。
そして自分なりに親身になって
接していると、私が悩んだ時はみんなが
支えてくれるのです。だからこの3年間、
楽しくやってこれました。

自分のことを評価するわけではないですが、
意識して「いつも安心感を与えられる人」に
なれるよう努力してきて良かったと感じて
います。

しかしまだまだ努力し足りないところも
あります。
これからもその「最上の徳積み」を意識して
生活していきたいです。

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