見出し画像

25歳の日常清掃員/成果が出るから雰囲気が良くなる。仕事の正しい優先順位とは。


皆さま、こんにちは。
25歳の日常清掃員です。

清掃の仕事において一番尊敬している人が
います。それはわたしの恋人です。
恋人は15年以上清掃の仕事に携わっています。
わたしが彼に惹かれたきっかけは
仕事している姿が真面目で完璧で尊敬の
気持ちが自然と湧いたからです。
ただ今回は惚気か?と思われたくありません。
本当に尊敬しているので記事を書くことに
しました。


彼の現場に手伝いに行くと、大抵雰囲気が
良いことに気がつきました。雰囲気が良いし
なにより安心感安定感がある。
この人になら仕事を任せられる、とお客様も
思うのでしょう。最後挨拶すると、
「とても綺麗になった!」と喜びの声を
聞くことも多いです。

たしかに清掃の技術面もさることながら、
彼の話し方はお客様に安心感を与えるのだと
思います。しっかり目を合わせてキチッと
挨拶し、作業内容や不明点もはっきり伝え、
お客さまからの要望も的確に聞き出します。

しかしそれだけでは、たとえ話し方が
完璧でも技術で劣ってしまったらそれは
喜ばれません。わたしたちは清掃をしに
現場に行っている訳ですから。

彼に関してはこの言葉が当てはまるように
思えます。

雰囲気が良くなるから成果が出るのではなく、
成果が出るから結果的に雰囲気が良くなるのです。
安藤広大

彼は完璧に仕事をこなすという「成果」を
出しているからこそ、お客様との関係、
その「雰囲気」が良くなるのだなと思いました。実際、前まで手厳しく会社のことを
評価していなかったお客様が彼が完璧な
仕事をしたことによりとても気に入ってくれた
ということもよくありました。

そしてその段取りや指示の出し方の的確さ
から他の清掃作業員との雰囲気も良くなり
安定感があるのだと気付きました。
つまりは仕事を真面目に手抜かりなくこなす
ことは結果として他の作業員やお客様との
雰囲気がよくなり、その相乗効果として、
他の作業員がしっかり仕事をしてくれたり、
お客様がまた仕事を依頼してくれたり、
そういうことに繋がるのです。


清掃の仕事は言葉やコミュニケーション能力を
売りにする仕事ではありません。
それらも大切ではありますが、
売りにすべきは清掃の技術なのです。
確かな清掃をすることでお客様に
喜ばれます。それでお客様に喜んでもらえた
時に自分の人格も知ってもらい気に入って
いただける。それを忘れてはいけないなと
この記事を書きながら思いました。

身近な人から学びを得られるなんて
とても貴重だなと感じます。
これからも彼と接することで清掃に関する
知見を得ていきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?