母に降りかかるノイズを雪ぐのは、私だ。
私の母は会社経営をしております。私との会話の内容は、経営の類いがほとんど。ときおり歴史話も聴かせてくれ、未知の範囲を想像する、脳を使う良い機会になるのです。刺激的です。
それが最近たまに、話の中に母の不安感がちらついるように感じます。
私が母にできること。不安感を取り除き、心を自由にする。心配の少ない生活、安らげる場所を守ること。そばにいる私がいつも’I am OK.You are OK.’
であれば、母もそうなる、ミラーニューロンの働きで。
認知行動療法、脳の仕組み、心理。それらを学び得たなら、私の心はもっと柔らかくしなやかに過ごせると思っています。そしてそれを母に映すことが、学ぶ目的です。
私以外の人物が、不安を煽るようなノイズを母に浴びせるときもあるだろう。それを私が雪ぐ。
雪は、“すすぐ”と読む。
私の名前だ。
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