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ホグワーツのかわりに。目指した場所。

現在高2の長女は現在、高校の寮で暮らしています。場所は埼玉県の北部。海に出るには時間も手間もかかる、かなり内陸に位置しています。
住んでいる東京城西エリアから、その高校まで、毎日通学は負担となるため入寮した、のではありません。もちろんそれも入寮理由のひとつではありますが、一番の理由は「寮生活をしてみたい」という彼女の好奇心です。

長女は幼い頃からハリーポッターが大好きでした。彼女がハリーポッターを知ったきっかけは2枚のDVD。0歳児育児中の私が気分転換として、母の家から勝手に持ち帰った2枚です。
0歳児は3歳児になり、手指も脳も発達し、DVDプレイヤーを操作できるようになりました。ハリーポッターと賢者の石、ハリーポッターと秘密の部屋、この2枚の中の世界に、3歳児は魅了され、毎朝保育園へ出発する直前まで鑑賞の時間。傷だらけのDVDは同じシーンで止まりますが、それも気にならないくらい世界に没頭していた様子でした。折り紙で自作した杖で、オキュラスレパロをよく唱えていたな。ホグワーツは存在しない。それが可哀想に思っていました。

「寮生活してみたい。面白そう!」と言ったのは3歳児が14歳になったとき。中3の夏休みでした。ハリーはホグワーツの寮生活。ですがホグワーツは実在しない。ホグワーツは実在しませんが、寮は実在します。

(面白そうと思ったのなら、そっちに向かってみて)というのが私の1番の願いです、今でも。

寮生活をするには、当然ですがその高校に入学しなければ入寮申込みできません。そして偏差値70越えに合格することが目標になりました。

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