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受験期に危うくペットロス

あれは確か、早稲田佐賀の合格発表の2日後。
飼育しているコーンスネーク(蛇)が、ケージの上蓋を自力で開け、逃げた。
のを、長女が発見した。
「ニョン(蛇の名前)が逃げたかも」と。

早稲田佐賀高等学校入試、2021年1月10日。第一志望校のための模擬的にうけたものだった。
場所は早大キャンパス。合格発表は1/?※忘却
合格した、おめでとう!

でも2日後ニョンを失った!

蛇の行きそうな場所を探索したが見つからず。
見つかる気がしない。
私の咄嗟に思ったこと、
(速やかにへびを補充だ)

ニョンがいなくなったこの衝撃は、来たる第一志望入試日2/10までの間、長女の脳にどう残るか、重要な問題だった。ニョンの安否よりも。
母「補充しよう。明日新しい蛇を買ってこよう。」
娘「補充って。ニョンを探しといて。」
母「探す。でもその間の蛇を補充する」

彼女の喪失感、衝撃を低減させたかった。
だから翌日『爬虫類倶楽部中野店』で、
メキシカンブラックキングを買った。

その2日後。
ニョンが、書類棚のクリアファイルの間から大人しく発見された。
母「タイ(新しい蛇の名前)どうする?返品できるかな」
娘「返品て。酷くない?」

動物愛護という面も、
ペットショップの方からしても、私は酷い。

でも酷くても何でも、彼女の頭の中が暗く曇るのを回避したかったんだな。願いを叶えたくて。


後記
忘れるところだった。
備忘録を残す、だった。

瞬間が流れているのを感じながら、千花。
またバスケ部は練習停止のようだね。
その間、何を考えよう!
何しようか!

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