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『老人と海』 ヘミングウェイ 著

1952年9月8日 出版
ピューリッツァー賞(1953年) ノーベル賞(1954年) 受賞


何日も魚を釣り上げることができない老人がいつもより遠くまで漁に行くとこで起こる大魚との戦い。

身体限界の戦いから自分との内面との戦いも起こる。

老人サンチャゴは今できる事を考え行動していく。
痛い身体、つってしまった手、空腹、足りない人手の中で弱音が一瞬だが出てくるが行動していく。


コレを読んで思う事。

今をやり切るコトで生まれる状況。
結果が残らなくても、少しでも残るように努力すること。

自分にできる選択を見つけ、弱音も時には出るが、すぐに自分を奮い立たせる。

やり切るというのは思いつく限りを行動し、行動し尽くしたら普段信仰していない神にも祈る。コレくらい出来ることはもう他にないってくらいやる。

仮に何も結果が出なかったとしても、やり切るコトで誰かに何かが残るものがあるのかもしれない。と思った。


この本は、ただ読むだけじゃなく何が書いてあるのか、何を伝えようとしているのか考えることで、より良い本として自分に残る。

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