不安障害の改善に役立ったこと 【鍼灸治療】
今回は、僕が不安障害を改善するために役立った取り組み 「鍼灸治療」についてお話しようと思う。
皆さんの中にも、鍼灸は自律神経を整える効果がある、ということを耳にしたことがある人がいるかもしれない。
この記事では、特に不安障害に対してどのような効果があるのかをお伝えしたい。
針治療ってどんなもの?
鍼治療では、注射針の約3分の1の太さ(0.14~0.34㎜)の鍼を「経穴」と呼ばれるツボに刺していく。
刺す場所によって効果は異なるが、僕が実際に利用したのは、首から上をターゲットとした「美容鍼」というサービスだ。
美容鍼では、頭皮・顔周り全体に対して計20箇所ほどのツボに刺鍼してもらうことができる。
おすすめの書籍
僕が鍼治療を受ける前に読んだ本を、いくつか紹介する。
どちらも、自分で押せるメンタルに効くツボなどが載っているので、読んでみることをオススメする。
「東洋医学はなぜ効くのか」では、鍼治療がなぜ様々な不調に効果があるのかを、最新の研究にもとづいて解説している。
こちらは、読み物としてとても面白い。
実際にやってみて
僕の場合の困りごとは、対人緊張が強くなった時に「顔の筋肉がこわばる」ことである。
実際に美容鍼を受けてみたところ、次のような改善が得られた。
目が開きやすくなり、目が大きくなった
顎が動かしやすくなった
頭が軽くなった
顔の輪郭が変わった
これは、眼輪筋・咬筋・頭皮の筋肉の血流が改善されて、コリがとれたことによるものだと思われる。
特に驚いたのは、鍼を受ける前後で顔の形がかなり変わっていたことだ。
(本当に別人レベル)
筋肉のコリが長期間続くと、「自分が凝っていることすら気づかなくなる」ということをその時に知った。
当時は毎日セルフマッサージなどをしていたのだが、それでも取り切れない筋緊張があったようだ。
ちなみに、僕の症状として「人と話していると頭がガンガンしてくる」というものがあったのだが、これは頭皮の筋肉がしめつけられることによるものだった。
鍼治療を受けて、このような症状がかなり軽くなった。
メリット・デメリット
鍼治療のメリットは、とにかく即効性があることだと思う。
今すぐ体のコリをなんとかしたい、といった場合にはとてもオススメだ。
一方、デメリットは自費診療のため治療費が高額になることだ。
お金に余裕のある人でなければ、定期的に通院することは難しいだろう。
さいごに
鍼治療は、僕がなんとか辛い期間を乗り越えるためにとても役立った。
ただ、やはり治療費の問題があるため、現在では別の改善法を採用している。
このあたりは、また今後お話したい。
では、今回はここまで。