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CBT攻略note

こんにちは!
イシタマと申します。
今回は医学部4年生が受験するCBTで90%の点数を取った私の勉強法について詳しく紹介したいと思います〜
ぜひ気軽に読んでいただけると嬉しいです!!

CBTとは

Computer Based Testingの略称であり、PCを使った形式のテストで臨床実習に必要な医学的地域を理解しているかを評価する試験のことです。これは臨床実習が始まる前に行われており、合格しなければ臨床実習に参加することが出来ません。大学によって行われる時期は異なり、4年生の8〜2月に行われることが多いです。

出題範囲
基礎医学、臨床医学、公衆衛生まで幅広く出題されます。

CBTの問題形式
CBTにはブロックが6つに分かれていて合計320問と決まっています。
ブロック1〜4:単純五肢択一問題が60問ずつ
ブロック5:多選択肢問題が40問
ブロック6:順次解答4連問が40問
※各ブロックの試験時間が1時間のため、かなり体力を使います。

320問の内訳は、
・30,000問以上から成る問題プールからランダムに選ばれた問題が240問
・新作問題が80問
となっています。またプール問題の240問が採点対象となり、新作問題の80問は採点対象外となります!(つまり、新作問題はどれだけ間違えても点数に影響がないということです)

CBTで出題される問題は受験者によって異なります。
すると、問題の難易度が人によって違い、点数が平等ではなくなるのではないか?と思う人が多くいると思います。

そこでIRTというスコアが用いられます。
IRTとは簡単に言うと、問題の難易度を考慮した上で出す点数のことです。これにより受験者ごとに違う問題が出題されたとしても、問題の難易度や正答率を考慮し、一律に評価することが出来ます。IRT396前後(約65%以上の得点率)が合格ラインだと言われています。

CBTの結果は何に使うのか

CBTの結果は6年生のマッチングの際に使うことがあります!
マッチングとは医療業界における就活みたいなもので、7〜8月に行われます。卒業後に働きたい病院の試験を受けて、10月下旬に病院先が決定するものです。
この病院の試験を受ける際に病院側が履歴書とCBTの成績表を学生に提出させることがあります(成績表の提出がない病院もあります)。

3年生の段階で卒業後に働きたい病院を考え、CBTの成績表の提出があるかどうか調べるくらいなら、どこの病院でも気軽に受験できるように高い点数を取っておくといいですよね〜

また私の大学では6年生の際に臨床実習を海外で行うことができるのですが、留学を希望する際にはCBTの成績表が大変重要でした。なぜならCBTの成績が高い順に希望する場所で留学ができるからです。実習場所としてはヨーロッパ、アメリカ、東南アジアなどありましたが、ヨーロッパは人気が高い傾向となっていました。
※私は6年生の4月から2ヶ月間、ドイツへ留学しました。これについてはまた違う記事で紹介したいと思います。

勉強するためのipad

医学生の多くが勉強する際にipadかPCを使っています。
私はipadを使用しています。Good noteというアプリを使って、自分のノートを作り上げていきました。
Good noteは全医学生が使用していると言っても過言ではないほど便利なアプリですので、試してみましょう。このアプリについて詳しい記事がありましたので、ぜひ読んでみてください。

出典:人気ノートアプリ「GoodNotes 5」使い方を徹底解説!機能総まとめ,NOTES

まずは教材選び!

CBTに特化した授業などは大学ではほぼ行われることはないです。
つまり、自分で教材などを用意して勉強しなければならないのです。
そこで多くの医学生がする勉強方法は以下の通りです。

「映像授業+問題演習+参考書」

映像授業に関しては、大きく2つの会社があります。
Q-Asistもしくはmedu4です。
それぞれの良さがあるので自分に合う方を選ぶべきだと思います。
金銭面や授業の長さなど細かい違いについて分かり易い記事があったので、参考にしてください。もし自分に合うものがわからなければ、友達と同じものにすると良いと思います。

出典:【徹底比較】medu4とQ-Assistどっちがいい?【受講レビュー】,えぬ, メディラジ

ここではそれぞれの会社のHPを載せておきます。
・Q-Asist (https://store.medilink-study.com/)
・medu4 (https://www.medu4.net/)

*3年生までに大学で基礎医学、臨床医学、公衆衛生まで習っており、その授業の際に使った教材やノートを使うこともありだとは思いますが、私はおすすめしません。
なぜなら大学の授業の際に配られる教材は専門的なレベルのことが書かれていたり、CBT対策のために作られたものではないからです。CBTや国家試験対策に作られた教材で勉強することで、どこがポイントなのか分かり易いし、必要以上の知識を入れる必要がないからです。

私のCBT結果

2022年度CBT成績表

私の大学では9月にCBTで行われ、成績はIRT678で90%の得点で学年は9位でした。

私は2年生までは全く勉強せず、解剖は追試となり苦しんでいました。しかし3年生の臨床医学に関するテストでは9割前後の点数を毎回取るほど、計画的に勉強していました。

そんな私のCBTに対する勉強方法は正直言って、効率の良いものではないと思います。ただひたすらに勉強して9割以上の点数を取りました。

私がCBTに対する勉強をしようとした時に1番困ったことは、、、

「結局どの時期に何をすればいいのか具体的に教えてくれる人が少ないこと」


でした。そこで私が経験してきたことを事細かくこの記事に書き記し、少しでも私のような医学生を助けることが出来たら嬉しいです。

私がCBT対策を開始した時期

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