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今年のアグレミーナ浜松、一味違う説(2024-2025・Fリーグディビジョン2・第1節・アグレミーナ浜松対ヴィンセドール白山)

始まる、もう一つのシーズン

日頃はHondaFCばかりを追いかけているが、その傍でもう一つのシーズンが始まろうとしていた。フットサルの全国リーグ、Fリーグである。一応、素人ながらに昨年から観戦を始めたのだが、まあそれなりに沼ってしまった。(過去の観戦録はこちら)

まあそもそも読者の中には「Fリーグってなんじゃそりゃ?」ってなお方もいらっしゃると思うのでサクッと説明すると、日本フットサル界の最高峰に位置するプロリーグである。「フットサルってなんじゃい?」とまで聞かれると話が脱線するのでググって欲しいところだが、Fリーグは立場的にはJリーグと同格に近いと言える(実態云々はともかくとして)。
で、筆者の地元にあるチーム、アグレミーナ浜松はそのうちのディビジョン2に在籍するフットサルチームなのだ。まあ、つまるところ強豪とはお世辞にも言い難いチームである……。

と、いうのはさておき。この度6/2(日)、今季も無事にFリーグが開幕を迎えた。そんなわけで、筆者も一念発起、浜松アリーナへと足を運んだのである。しかしながら筆者、この時点ではアグレミーナ浜松にそこまで期待していなかった(本音)。無論それには理由があって、リーグ戦の前哨戦として開催されるトーナメント、オーシャンカップにおいて、地域リーグのチームに敗北を喫したのである(もっとも、サッカーほどに地域と全国の差が明確な訳でもないし、現時点でピラミッドが開通しているわけでもないのだけど)。

https://www.fleague.jp/leaguecup/score01.html?gid=89714

つまるところ筆者は、ある意味ではHonda FCの観戦よりも気楽に。ある意味ではHonda FCの観戦よりも不安と悲壮感を持って。現地へとたどり着いたのである。しかしながらその思いは、見事に裏切られることとなった。

結論:今年は一味違う?

https://www.fleague.jp/score2/result.html?gid=89627

結果。6-2。圧勝。蓋を開けてみれば、見事な快勝が待ち受けていた。序盤で怪我人を出してしまい、中盤、1点差に迫られこそした。しかしながら冷静なゴールラッシュとパワープレー(何度でも言うが、フットサルの特徴の1つと言ってもいいプレー。ゴールキーパーをフィールドの選手と入れ替えて5人全員で攻撃する。守備がガラガラなのでリスクはあるが、相手に数的劣位を強いることができる)返し(パワープレーされている側がボールを奪ってゴールを決めること。つまりパワープレー最大のリスク)、そして落ち着いた守備で攻勢を許さなかったのだ。

そして今回、私を魅了してやまなかったのが11番井上北渡選手だ。先制点を見事すぎるバイシクルオーバーヘッドで叩き込み、勢いのままにハットトリックまで達成してしまった新進気鋭の新入団選手。いかに素人の私でも、こんなプレーをされたら心を鷲掴みにされない理由がないのだ。

そして昨季得点王、上位チームを差し置いてMVP(!)まで取ってしまった7番山桐正護選手も2得点と躍動! そりゃあ応援団も観客も盛り上がるってもんよ。てか、盛り上がらない理由が皆無。サッカーに比べると比較的点が入りやすく、その辺が応援しやすい要素かもしれないね(後は気候に左右されないところとか?)?

感想?:こ、今月だけは見届けてあげるんだかからねっ!(?)

まあ、そんな比較談義は脇に置いておくとして、フットサルという競技も、どういうわけか順調に私の心を掴みつつある、というのが現時点の感想だ。どういうわけか、というのはちょっと失礼だが、先述した通りサッカーに比して点が入りやすいこと、攻守の目まぐるしさやコートの見やすさ(面積小さいからね)、技の多彩さ辺りが私に刺さっているものと思われる。

そして今年のアグレミーナ浜松は当初感じていた監督交代の不安、新戦力の多さという不安を、解消しつつある。執筆現時点(6/18。タスクを溜めてすみません……)では開幕2連勝を果たし、次の節こそ強豪相手に一敗地にまみれたものの(詳しくは当該節の観戦記で)、3位から昇格枠を虎視眈々と狙っている。結果私は見出しの通りツンデレじみて今月すべてのホーム試合を見届ける決意をした。してしまった。自分でも大概のバカだとは思うが、そこについては本来の推しであるHonda FCにおいても変わらない。つまり私はバカなので、今後も二重観戦を続けていく所存である。今後も書ける限りは、観戦記を書き残したい。終われ。なお、最後に私的画像を数点添えておく。




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