思い出のシワ

置いていかないで 青い心が叫んでる
流れる汗と苦労の末の笑顔は
思い出す限り若葉の頃からシワの一つもない
ユラユラ風に揺れて
希望を待ち侘びる名もなき人なのだ

恋焦がれていたものが
少しずつ埃を被っていく

恋焦がれるものが
少しずつ身の丈のあったものになっていく

自分は何も変わっていないのに
何も変われないのに

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