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私のインスタントフィクションをラジオで紹介してもらったはなし

みんなのフォトギャラリーより、やまざきももこ様からイラストをお借りしました。ありがとうございます。stand.fmなので、イラストのようなラジオでは聞いていませんが、こういうふうな感じで聞いてました。真剣に聞きました。三回以上聞きました。ラジオっていいですね。ラジオを聞いていたら、周りがみえなくなりますが、一人で静かに聞く場合、このイラストのように素敵な雰囲気で聞けるとうれしいですね。



はじめましての方は、はじめまして。
そうでない方は、またお会いでき、うれしいです。
喋々(ちょうちょう)ともうします。

今回の記事は、私の記事が他の方の記事に取り上げられたので、うれしくなってお礼の記事を書きました。というような内容です。

こちら↓が紹介された記事。

こちら↑の記事で、私のインスタントフィクションの「ラブストーリー」を妄想解釈していただきました。
紹介していただいた私の記事は、こっち↓ですね。

ちなみにインスタントフィクションというのは400字以内の即興小説のことでして、自分が面白いと思ったことを盛り込むとても短い小説のことです。
考案されたのは、又吉直樹先生ですね。



このつぶやきをしましたので、記事を書きました。





だいたいの(時間)と感想


(00:31)わー、ラジオだ。わー。こうやって、ラジオ聞くのはじめてかもしれない。雰囲気がいいなあ。

(01:26)なんか、自分のインスタントフィクションを朗読されると、なんともいえない恥ずかしさがこみ上げてくるものですね。でも、嬉しい。

(03:28)そうか…。私は神話をつくってしまったのだな(違う)。

(04:45)確かに。そう言われてみれば、そうだ。

(05:55)タイトルがタイトルっぽくなくて、すみません。

(06:05)あー、そうか流行りの。あー、そういう考え方もあったなあ。いや、私が考えてた内容より面白いのですが。

(06:25)両方そうなら、はなしが成立しそうだなあ。

(08:08)うわー。そこに気づかれるとは思わなかった。うわー。すごい。

(10:28)どこかで矛盾が出るようになってるなあ、なんでだろう?
たぶん、私の中で筋書きがあるインスタントフィクションにしちゃったから、いろいろなところで矛盾が生じてしまうのかもなあ。意図してやったわけじゃないけど、解釈の余地を狭める書き方をしちゃったなあ。

(11:13)大まかな枠みたいなものはあってるんだよなあ…。

(14:06)恋人=二人でひとつ。思いつかなかったわ。

(16:59)やば。

(17:57)あ、よかった。逸れた。

(19:31)アホに書いたつもりはないけど、アホにみられてるのが、笑ってしまった。

(21:14)あ、やば。このままいくと、ちょいやばいかな。

(21:28)よし、もどった。

(21:37)やっぱり、考えれば考えるほど、ぼんぼん矛盾していくんだなあ。これがインスタントフィクションに筋道をつけてしまった喋々(ちょうちょう)は反省すべきなのでしょうね。

(22:10)お、新しい解釈が、いいなあこれ。

(24:32)ループ…。もうこれが正しい解釈でいいのでは…。

(26:33)ゲーム好きなので、ゲームっぽくとらえていただいて、感無量です。

(27:46)視点をいっぱい…。面白いなあ。

(29:06)あー、楽しかったし面白かった。私の考えがバレるんじゃあないかと、ひやひやしてましたが、私の考えてたのよりも面白い物語ができあがってしまって、うろたえました。妄想解釈の方が面白いんですが。そして、私はSFは、かなり古い考え方の人間なんだなーと思いました。ははは。まあ、しょうがないですね。

だいたい、こんな感じで楽しく聴いていました。墓穴掘男さん、ヘミーさん、おさかなきんぐさん、とっても楽しい時間をありがとうございました。


あとは蛇足になります。




「ラブストーリー」は、どういった意図で書かれたのか?


実は少女マンガとか、好きじゃないので、ラブストーリーらしいラブストーリーは、あんまり得意じゃありません。

私が書くラブストーリーとして、最適解をつくった感じですかね。

というより、今、書いている長編小説がありまして、そのイメージをふくらませるために書きました。

なので、筋書きがあるはなし、小説の根幹になる部分をインスタントフィクションに詰め込んでしまったため、妄想解釈をすると、いろいろなほころびが出てしまったのかもしれません。

本当は「ラブストーリー」ってタイトルじゃなくても、よかったかもしれない。でも、そうしないと最初と最後のセリフが強調されないからなあ。

まあ、そういう感じで「ラブストーリー」は書かれました。



私流【インスタントフィクション】のおやくそく


私がインスタントフィクションを書くときに決めていることがありまして。
読みやすいけど、よくよく考えたら、どういうことかわからないはなしを書くようにしています。あとは、笑いにふりきったものや、最近では、自分の身近にあるものを書くようにしていますね。今のところ、3つの定番パターンがありますね。


私が書く【インスタントフィクション】で決めていること。

・読みやすいけど、よくよく考えたら、どういうことかわからないはなし。

・笑いにふりきったもの。

・自分の身近にあるもの。


最近はこの3つの複合型も多かったりしますね。
インスタントフィクションを書いていて思ったことがありまして。
これは詩と小説の中間を書いている感じがするなあと。
このことに気づいたのは、2つめの「平均的な凡人の悩み」を書いているときでして、これはマズいなあと思いましたね。

というのも、書きやすいがゆえに工夫をし続けなければならないことに気づきました。これはおそろしい。

あと、私がインスタントフィクションのルールをちょっと違うようにとらえているのも問題があるのかもしれませんね。

又吉先生のYouTubeを確認したのですが、400字以内って書いていたので、だったら400字つめっつめで書いてやろう! とね、変な方向にやる気になりまして。私のインスタントフィクションはほとんどが400字ぴったりで、構成されております。どれか400字以内だった気がするけど、どれだったか忘れました。「最新のファストトラベル」だったかなー。

あと、余白を入れながら書いています。
私がnoteを書いているのは余白を勉強しているからでもあります。
余白大事。

だから、noteで書くインスタントフィクションは余白を多めにとって書いています。

まあ、普段のこういうnoteで余白は考えてないですけどね!
勢いも大事!



「ラブストーリー」の妄想解釈は、私の考えに近かったのか?


単刀直入にもうしあげるなら、だいたい近かったです。
大枠の枠があたりで、中身が違ってました。
でも、人によっては全く違うじゃないかと言われるタイプの近さです。

だいたいの(時間)と感想にも書きましたが、最後の感想部分に大きなネタバレを書きましたのでね、そこからラジオの内容を精査しつつ、私の考えを探すとみつかってしまう気がします。

というより、私の考えなんてあってないようなものですね。
小説というのは、読んだ人の世界に溶けこむものですしね。
インスタントフィクションなんて、特にその傾向が強いですし。
だから、すべての妄想解釈こそがインスタントフィクションの答えなのだと思います。すべての妄想解釈が正解だと私は思っています。

妄想解釈は、インスタントフィクションラジオみたいに、みんなで話しあって、面白いね、その考えいいねっていうのが醍醐味だと思います。
インスタントフィクションラジオのように。

私もそうやって、おはなしできる人がいればなー…。

でも、一人でも妄想解釈はできるのだから、できないわけではないよなあ。
私も妄想解釈やってみようかしら…。
まあ、するとしたら、まだまだ先になりそうです。
いつかしたいですが、いつになるかなー…。



ラジオの妄想解釈で考えたこと(ラジオネタバレあり)


無生物(自然)で「ラブストーリー」を成立させるには?

月蝕とかがいいかなと思いました。またいつか、会えたりしますしね。
ただ、人間と言われたかったのはなぜかという問いについては、神話の神様を引っ張ってきて、無理やりまとめてしまうのがいいかなと個人的には思いました。神話の神様が人間にあこがれるというのも、面白そうですしね。


無生物(人工知能)で「ラブストーリー」を成立させるには?

恋人をどう解釈するかによって、はなしの雰囲気が変わるだろうなと思いました。そもそも恋人とはなにか? という根源的な問いになりそうで、難しいなあと思いましたね。好意を人為的に設定できるとしたら、これはかなりヤバい未来ですね。


無生物(ペアなもの)で「ラブストーリー」を成立させるには?

私はカップラーメンがいいんじゃないかなと思いました。人間うんぬんのくだりをどう解釈するかは、わかりませんが、カップラーメンにすると面白そうだなあと。ただの思いつきですね。ただそうなると「ラブストーリー」のタイトルがまったく意味をなさない気がします。SFっぽくするなら人間がカップラーメンみたいに復活できるとかでしょうか? SFというよりファンタジーですねこれは。仕方がないので、マネキンにすればうまくいくんじゃないかと思い直しました。マネキンは人型ですし、たぶん廃棄とかがありそうですしね。


無生物(ゲームの世界)で「ラブストーリー」を成立させるには?

メインストーリーがあるという仮定での解釈なので、いろんなはなしが増えていくというのは、とても面白い解釈だと思いました。ループものでもいいですし、なんなら、ループものの閉じた世界というのも面白いですね。
そうなってくると、いろいろなパターンがありそうで、考えると一番楽しい感じになるかもしれませんね。



おわりに


重ね重ねお礼をもうしあげます。
墓穴堀男さん、ヘミーさん、おさかなきんぐさん、貴重な時間を私のインスタントフィクションの妄想解説にさいていただき、ありがとうございました。とてもとても嬉しかったです。

実は、インスタントフィクションを書く前に、墓穴堀男さんが妄想解説をしているのを知り、この人に妄想解説してもらえるまでは、インスタントフィクションを書き続けようかなと勝手に目標にしていました。

その目標が叶ったので、今後はインスタントフィクションを書き続けることを目標に定めたいと思っています。

私にとって、インスタントフィクションは簡単に書けそうで書けない不思議な存在なので、そんな魔法のようなインスタントフィクションの世界に関われたことが、とてもうれしいです。

まだまだインスタントフィクションや、それ以外の小説も書いていきますので、つづけられるよう頑張って書いていきたいです。


では、最後に一つだけ「私のインスタントフィクション『ラブストーリー』に興味をもっていただき、ありがとうございました」