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両耳補聴器にしてたわいない会話ができるようになった

 この頃母の耳が一段と遠くなったと思う。
補聴器をしていないと、大きな声でいっても言葉がききわけられないようだ。
前後の文脈と唇の形をよんでいるようだが、何度も言って、違う言葉を探して叫ぶように話すのでまともな会話にならない。
(読唇術ってすごいことしてる!)

 今までは片耳だけにつけていた。
それは、「補聴器をつける」ということに抵抗のある母に、片耳から慣れてもらったためだ。
補聴器はイヤホンと同じようなものだから、難聴は加速度的にすすんでしまうのだろう。
それでも、もう補聴器なしでは生活に不安があるし、健康にもよくないらしい。

 これまでつけていた補聴器もそろそろ2年。
壊れてはいないもののそろそろ新しいものを検討する時期なので、友人からすすめられていた補聴器チェーン店で両耳購入した。
 聴こえは両耳だから今までより格段に良いし、外したときの補聴器の雑音もあまり気にならない。
(さすがのドイツ発信)
お店のスタッフさんの対応も今までのチェーン店よりずっといい。
(今までのチェーン店は耳鼻科からの紹介だった)

 耳が聞こえるということは、聴力刺激が多いということだ。
つまり脳に刺激が多いので、からだ全体が活性化するのだそうだ。
そういえば、この補聴器を両耳につけるようになってから嗅覚も以前より敏感になったように感じる。
 一緒に買い物にでたときに、花のにおいや珈琲会社の珈琲のにおいなどよく気がつくようになった。
 ……ただ筋力アップにはつながらないだろうなぁ、残念。
(体操を嫌がるママにどうやって筋力が落ちない運動をしてもらおうかが課題だー)

 ただ、たわいない会話ができるようになって私のストレスは激減した。
何度も大声で繰り返すような内容ではない、ツマラナイ会話が成立することのありがたさ😊

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