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絶品!母のタケノコの煮物!

 顔見知りの八百屋さんがある。
いつも母と手をつないで歩いているから、すぐ覚えられてしまう。
 母の好物はそら豆と柿。
その時期には毎日のように好物を買うから「好きだねぇ」となおさら印象深く残ってしまうのだろう。

 この八百屋のおじさんのところの野菜や果物はほぼハズレがなく、ひとことアドバイス通りに美味しい、しかも平均価格より割安なことが多い。
 先日もそら豆を買おうと思ったらまだ高いからないといわれた。
(価格が高いうちは仕入れず、旬のものを仕入れて安く提供する主義らしい)
 そして、タケノコをすすめられた。
うちは母娘ふたりぐらし、大きなタケノコ1本買っても食べきれるかなー😅という心配をかくし、並んでいるなかでは一番小さいものを購入した。
「ぬかもつけておくね」とビニール袋ぬかもいただいた。

 うちに帰ってそら豆がなくて、タケノコをすすめられて買ったことをいっても母はよろこばなかった。
「下ゆでがメンドー!!🤔」という心の声が漏れすぎた表情だった。
 しかたがない、ここは私が責任取って下茹でしましょう、とYouTubeで皮つきタケノコの一番楽そうな下茹での仕方をさがしてみた。
皮を先にむいてぬかをいれてただ15分ゆでればできあがり、そんなに面倒でもなかった。
 しかも皮をむきながら先っぽの皮を食べてみたら、めちゃくちゃ美味しい!
よくみるYouTubeの犬がタケノコ好きでよく食べているけど、たしかに美味しい!

 その日は下茹でまでで終了。
冷蔵庫にしまって翌日にタケノコご飯ように味をつけて煮てみた。
 そう、ご飯は余っていたから、タケノコの後乗せ。
ものすごく簡単なタケノコご飯。
だけど、ちゃんと美味しい。
なにしろタケノコが柔らかい!🥰と母もご満悦。
 意外にもとても柔らかくて、タケノコの味がちゃんとしている下準備からつくったタケノコに気をよくして、油揚げとの煮物や里芋とシイタケとの煮物を次々とつくってくれた。

 下茹でからはじめたタケノコ、母が煮物をつくるときは鰹節と昆布から出汁をとって作ってくれたのでものすごく自然派で、とても安全。
とにかく、母は八百屋のおじさんにお礼をいわなきゃ、というほど美味しかったようで、買ってよかった。
 おじさん、ありがとー😘

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