赤と紫のオバハン
何でこんなことしちゃったんだろう？って思うことばかり起きるな。
そういうことないですか？
私はあります。
例えばの今朝。
ゴミの日ではないのに、ゴミを出しにいってしまったんだ。
まあ、そんなことあるよね？？
と言って頂けるならありがたい。
間違いは誰でもあるし、誰に見られることもなくそーっと
「ゴミの日じゃなかったわ！あたしったら」
って独り言でも言ってその場を立ち去ればよい。
なんでだろう？
今日にかぎって真っ赤なフリースを着て、フラフラ行ってしまったんだ。
下はグレーでリボンがあしらってあるパジャマのズボン。
自意識過剰大爆発中の私は
あーー！
と叫び散らかしたいのを我慢して、小走りで家に戻る。
私のことなんて誰も見ていない。
見ていても、
「時々おるよね？真っ赤なオバハン」
と思われるくらいだよなぁ？
うちの近所におる可愛らしいお婆ちゃんは
真っ赤な上下の服を着て歩いている。
時々、紫色の花柄を合わせたりしてお洒落を楽しんでおられるご様子だ。
上は赤で、下は紫のズボン。
お婆ちゃんになるとコーディネートとか関係なくなるんだよね？
そんな失礼なことを。
お洒落は年齢関係ないんだよね。
赤で統一。
素敵やん。
私は目を細めて、首を少しだけ傾げて
「帽子まで赤で合わせるって、赤がよっぽど好きなんだな」
と感心しきり。
私は、派手なお婆ちゃんにはなれそうもない。
私の将来！
上は黒のカーディガンだ。
アゲハチョウがいくつかあしらってある。
アゲハチョウは紫。
羽には色とりどりのスパンコールだ。
ラメラメ。
お婆ちゃんになった私は、はて？
アゲハチョウ、好きだったっけ？
とか思うんだろう。
そしてアゲハチョウの数を数えたりするんだろう？スパンコールまで数えるだろう？
そうだった。
真っ赤なフリースを着てゴミ出しに行ったという、とんでもなく、果てしなく、
どうでもいい話をしていたんだ。
それで、オチはゴミの日ではないという……。
つまらねーよー
つまらねぇよー
つまらない！
なんでこの話を記事にしているかというと。
理由があるんです。
私はモノカキングダム2024というものにエントリーしたんです。
それはですね、
記事を書いてエントリーして終わり！ではなく、そこから投票をするわけなんです。
書き手が！
私は連日noteクリエイターさんの記事を読んで読んで、はい一回気絶！（すげえ！）
読んで読んで、はい一回首傾げ！（すごい、世界だぜ？）
ツクコ（もう一人の私）が言うんです。
「後悔してるわね？😎」
後悔なんてするもんか！
すっごく勉強になったやんか？
水曜日のダウンタウンの
名探偵津田の、頭をカキムシル気持ちが痛いほど伝わってきて……。
痛いほど、痛いほど……。
あ、それで。
審査員というものに任命されたからには
命がけで読んでいるつもりです。
紙にクリエイターのお名前を書き、
◯と△と。
❌なんてかけませんよ！
そうしたら、今朝の今朝、その紙を紛失していることに気がついて。
は？💥
そうか。
だから真っ赤な服でゴミ出しにいったのか。
パニクってたんだ。
バカな自分を責めたんだ。
責めて責めて、
思い出したんだ。
私、妹にラインしたんだわ。
「noteでコンテストに応募しましたぁ！審査員は自分たちなのよん。ほら、紙にクリエイターの名前と◯と△でね！」
既読。
返事はないんだった。
あの写真を見ればわかるんだ！
よかった！
さあて、
記事を読む時間に戻ろうか！
なんのはなしだったんですか？