見出し画像

文字だときつい印象?〜『半沢直樹 アルルカンと道化師』の感想〜

「探偵半沢」と帯に書いてあってワクワクしたので、手に取ってみました。考えたらドラマは見ていたけど、小説を読むのが今回初めてです。

内容

半沢直樹は大阪に異動して融資課長に。大手IT企業ジャッカルが経営難に苦しむ美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのが事件の発端だった。大阪独特の慣習や一癖も二癖もある経営者たちと関わるうちに、半沢は買収の本当の目的に気づく。有名な絵に隠された「真実」とは――。

フィクションだよね?

ドラマ同様、小説でも半沢の上司は嫌な人が多い。揃いも揃って出世のことしか考えてないし、お客さんのことを考える人は皆無。銀行員ってこんな人ばっかりじゃないよね?聞きたくなるくらいでした。

ドラマだと俳優陣がノリノリで演技していてどこかコミカルで嫌味なシーンもゲラゲラ笑いながら見てました。文字だとダイレクトに嫌な言葉が心にくるので読んでいて辛いことも。

半沢直樹の性格は小説の半沢直樹のほうがきつめかな?って思います。堺雅人さんの半沢直樹のほうが優しめかも。お茶目なシーン(奥さんとの掛け合いとか)が少ないからかもしれないです。

映画でやってほしい

絵画をテーマにしたり謎解きがあったりといつもと毛色が違うので、映画でやってほしいです。前回のドラマでかなりのメインキャストが退職してしまったので、新しい癖のある俳優さんを入れないと面白くないかも。誰か良い人いないかな。

まとめ

今回初めて小説読んだけど、私はドラマのほうが好きだな。欲を言うともう少し絵画のネタを入れてほしいし、謎解きももっとじっくりやってほしい。半沢直樹の醍醐味は「倍返し」の剣を使わないチャンバラなのかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?