忘れない工夫を忘れる僕を救いたまえ

僕は記憶力が悪いです。
なにか頼まれごとがあっても目の前のことをしている間によく忘れてしまいます。

それでちょいミスが多発。

「あーごめんごめん」となんど言ったかわかりません。

これではいけないと思い、ToDoリストを活用することにしました。

僕の仕事術の中では革命でした。

自分で覚えておかなくてもいいなんて、ありがとうスマートフォン。

僕の変わりに覚えていてくれる友よ。

おかげでちょっとしたミスが大幅に減りました。

しかし、慣れはいつのまにか浸食してきます。
慣れていることに気が付かないのが慣れの怖いところ。

ToDoリストも使いはじめは目新しさでよくチェックしていました。

細かいことも入力し、忘れないように努めていました。

そこに慣れが来ると。

ちょっとしたことは入力するのが面倒くさくなる。

そもそもToDoリストのアプリを開かなくなる。

そして訪れるうっかりミス。

忘れないようにはじめた工夫を忘れてしまうという本末転倒ぶり。

ToDoリストを見るというToDoが必要な事態に。

いや、悲観的になるのは良くない。

覚えられな程度の用事などたしいたことではなかったということだ。

と開き直るしかない。

それでいいのか。

でも便利なので、メモアプリとして今後も活躍してもらいましょう。

忘れる能力はとっても素晴らしいと何かで読んだ記憶がある。

なんて素敵に僕を正当化してくれる言葉だろうか。

そう僕が悪いのではない、そういう脳の機能なのだ。

はっはっはっは。

こうして現実逃避をしてゲームをする僕でした。

ではまた。