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新しい財布を買いました

4年近く使っていた財布をふと見たら、傷だらけでちょっといたんでいた。
牛革の財布だったから、それも味といえばそうなのだが、もう手放してもいいかもしれない。と思った。

牛革の財布は、長財布で、4枚入るカード入れと小銭入れ、お札入れが仕切られていて、2か所入るようになっている。薄くてとても使いやすかった。色の変化もあり、傷はありつつもいい飴色になっていた。

あっという間の4年だったと思う。そして、いろんな事があった4年だ。
財布を使わない日はほとんどない。
雨の日も風の日も、ちょっと悲しい時も、友達と楽しい時も、いつだってそばにいてくれた。ありがとう長財布…。

少しだけ、難点をあげるとするならば、フラップを開けるとお札が丸見えになってしまう事だった。あまりお札を入れないので、ちょっと恥ずかしかった。ごめんよ長財布…。

気持ちがそう思ってしまったら、変え時なのかもしれない。店舗にはいかずに、ネットで購入することに決めた。

ネットで見てみると、沢山の財布があった。ハイブランドからお手頃価格のものまで。私は、断捨離した時の売り上げ金で購入することを決めていたので、高価なものは買えない。

4年ほど長財布を使っていたけれど、次はもう少しコンパクトな財布が欲しい。二つ折りの財布を探した。ジッパータイプやがま口、色もたくさんある。

ネットで財布を調べると、風水で良い色など情報がでてきたが、それもサイトによって違い、何が本当なのか正直なところ良く分からなかった。

今まで濃い色のメンズっぽい長財布を使っていたので、次に買うなら明るい色の財布にしたいと思った。ネットでの買い物は実物を見るわけじゃないから、掲載品と実物との色の違いは多少あるだろうし、使いやすさも手に取ってみないと分からない。ある意味かけだけれど、良いなと思うものが1つ見つかった。

毎日、そのサイトを見ては、口コミと色を検討した。勢いで買って後悔はしたくなかった。慎重な自分がそこにいた。

1週間近く考えてから、ぽちっと購入した。届けてくれたのは佐川急便の可愛くて元気そうなお姉さんだった。なんだかそれだけで嬉しかった。

すぐに段ボールを開けて中身を確認した。思っていた色と微妙に違う気もして戸惑っている自分がそこにいた。慎重だったり、戸惑ったり忙しい。

しかし、眺めているうちに、なかなか良い色かもしれないと思った。
私は、その財布を相棒にすることに決めた。

新しい財布は寝かせないといけないようなので、お札を入れて、しばらく暗いところに置いた。

今まで使っていた長財布に感謝の気持ちを伝え、メルカリに出品した。1日経って、次の嫁ぎ先が決まった。次の人のところに行っても元気でいてね…と思いながら梱包して発送した。メルカリってとってもエコだと思う。

新しい財布を使う日も良い日にしようと思い、直近で良い日を調べて、その日から使い始めた。風水を信じているのかそうでないのか、はたまた良くわかっていないのか分からない。だけど、なんとか使い始めた。

まだ革が硬く、なじまないけれど、使っていくうちに愛着がわくといいな。
私と新しい財布との生活は始まったばかりだ。
これから試行錯誤して、仲良くなっていきたい。




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