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消毒以外の方法は?

みなさんこんばんは。
どーもMittsuです。
今日は節分ですが、私たちの地域では、恵方巻きではなく、落花生🥜やチョコレート🍫を「福はうち」と小さい頃から巻いているのを思い出し、何十年ぶりに買ってしましましたw

昨日まで消毒薬についてお話ししてきましたが、消毒薬以外にも機器や物品を清潔する方法があります。

滅菌 と言いますが、いくつか方法があるのでご紹介します。

加熱滅菌法
・高圧蒸気滅菌方
・乾熱滅菌
・火炎滅菌
放射線滅菌法
・γ(ガンマ)線滅菌法
ガス滅菌法
・エチレンオキサイド
・ガス滅菌
プラズマ滅菌法
・過酸化水素プラズマ滅菌
濾過法

と、多くの方法がありますが、それぞれ使用できる用途が異なります。
高圧蒸気滅菌法では、121℃まで上昇させて処理を行うので、熱で変性するものには不適応になります。
多くは、ガーゼ、包帯、衣類、耐熱性の器材(金属製品など)に用いられます。

乾熱滅菌方はさらに温度が高く、160℃にも及びますので、こちらも耐熱性のガラス器具や金属器具が対象となります。

火炎滅菌法は、細菌検査などで使用する「白金線・白金耳」をガスバーナーの火炎で滅菌する方法になります。

放射線滅菌法は、コロナでも導入した医療機関も多いのですが、紫外線をを使ったUV照射機が該当します。

ガス滅菌法は、EOG:エチレンオキサイドガスを使用した強い殺菌力を持った化学物質を使用して微生物を殺菌します。
熱に弱いプラスチックやゴム製品、内視鏡などに使用するのですが、使用の際に発生するガスが人体に有毒なため、取り扱い時にはガスマスクを着用するなどの配慮が必要です。

プラズマ滅菌法は、過酸化水素ガスプラズマ滅菌法といい高い真空状態で過酸化水素水に高周波エネルギーを加え、プラズマを発生させる事で微生物を殺す方法です。
コロナではN 95マスクが枯渇し、サイド使用する際にこれまで説明してきた滅菌法が利用できないため、施設内でプラズマ滅菌をして再利用するなどしてきました。ただし、液体や紙類、布類への使用は適さないとされています。

最後に濾過法です。こちらは、HEPAフィルターを通して空気の清浄度を保つ方法ですので、陰圧室の利用や最近では高性能の空気清浄機にも利用されています。

以上、滅菌方法について本日はお伝えしました。消毒と滅菌により医療機関ではさまざまな清潔物品を取り扱っていますので、参考までに覚えておいてください。
それでは、おやすMittsu💤

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