名前も覚えてきて、少し慣れてくると働いている介護士の性格がだんだんわかってくる。
人間の悩みのほとんどが人間関係の悩みだそうだが、この働いている介護士の性格が介護施設で長く働いていけるかどうかの大きな壁の1つである。
いろいろな施設で、みなさんのそれぞれ独自のやり方を観察していると、まず介護という仕事に対する2つの姿勢があると感じられた。
それが〝人情派〟と〝効率派〟である。
この2つは相反する物と最初考えたが、場合によっては両方の気質を持っていたり、あるいは両方持ってなかったりする事もある。
そこでベクトルとしてどの程度、気質を持っているかで更に分別してみる事にする。
そして私の経験を元に大雑把であるが次のような表を作成してみた。
妄想してみると、どの人も大体この中のどれかに当てはまりそうな感じではある。
この〝介護士の種類〟見て説明が何となく出来そうな気がした。
こういった〝介護士の種類〟がどんなバランスで在籍しているかが、どうやら現場の複雑さに関係していたりする。