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【ネタバレ感想】暴太郎戦隊ドンブラザーズ #ドン20話「はなたかえれじい」

ついにドントラボルト登場!
やはりジロウの闇モードがドントラボルトということらしい。


●ジロウの狂気

ジロウは単純に顔が好みなので、贔屓目に見ている。「皆さん、よろしくお願いします!」の後の、鼻クイッ(テヘッ!)が可愛すぎた。
可愛いからなんか見ていられるけど、ドンブラザーズの秩序をだいぶ乱しているのは事実。

意外なのはルミちゃんに対して結構しっかり恋愛感情(?)があるところ。ジロウはそういうの興味なさそうな印象だったけど…。
あ、でも、恋愛感情っていうよりあれかな。ヒーローたる自分と、幼馴染の彼女というシチュエーションに酔ってるだけ、という気も。

喫茶どんぶらにて、ジロウが「(ルミちゃんと)別れても、別れてないっていうか…」って言った後のマスターの顔と、意味ありげな効果音は…?
ルミちゃんと別れてないってことがまずいのか?
それともただの嫉妬?全然意味ないパターン?


しかし、ドラゴンファイヤーズの点呼、3人なのに6までやるの本当に狂気。
それは点呼の意味がないんよ…!
それに、特訓が雨の中じゃん。
嫌すぎる嫌すぎる嫌すぎる嫌すぎる
(監督さんが雨男でリアルに雨だったらしいが、結果的にジロウの常識外れさと特訓の厳しさを表現するのに最適なシチュエーションになったとか)


暴走トラックを止めるシーンも、自発的に止めに行った猿雉はともかく、「次ははるかさん、行きましょう!」ではるかに行かせるところ、ナチュラルにヤバい。狂気。

ジロウは虚栄心が凄くて、他者に対しても自分イズムを強要しているんだけど、その自覚がまるで無いピュアさが怖い。心の底から「これで全部正解!丸く収まりますねっ!」と信じているきらいがあり、おそらく悪気がない。

「良い奴だと思ったら狂気。でも憎めないんだよなぁでも怖い」が見事に体現されたキャスティングと、脚本だと思う。石川雷蔵さん。可愛い。


●ジロウ虎化は山月記がモデル?

姉から「今回のドンブラザーズが山月記だったと噂を聞いて」とLINEが来て、「あ!なるほど山月記モデルだから、闇落ち形態が虎なのか!」と目から鱗。
気づいた人すごいな!学があるって羨ましい。こういう時に楽しさが広がるよねー!

公式でも、

桃谷ジロウの臆病な自尊心と尊大な羞恥心が臨界点を超えた時
彼のもう一つの人格「闇ジロウ」が、ドントラボルトとして表出しました。
「どんぶら裏噺」より

とのこと。李徴だー!

ドントラボルトは、バーサーカーなんだなー。
特性をうまく活かせれば超・戦力になりそう。
暴れん坊の孫悟空が三蔵法師と出会ったことで改心したように、今後の展開でジロウも闇の力を制御できるようになるのか。それとも闇は闇のままなのか。展開に期待。

そういえば、今回ヒトツ鬼になったマッチョの人、ドンドラゴクウとドントラボルトの中の人なんだとか!伊藤茂騎さんと仰るらしい。

今回は、最初から最後まで伊藤さんの見せ場だった訳ですねー。スーツアクターさんって本当すごいよね。表情見えないのに動きだけで、強さだったり性格だったりを表現できるんだもん。無論、アクションはプロだし。


●脳人がゆるーい

初恋ヒーローに夢中なソノザ。
映画にスカウトされてワクワクなソノニ。
ムラサメとの戦闘で、カッコ良く現れたかと思ったソノイでさえ、ソノニから「私たちには映画がある」と説かれて、

「仕方ない」
→全然仕方なくないよー?


んでムラサメも
フンッ」
で引いてるんじゃないよ笑

そういえばムラサメ、元老院の認識では、「脱走した」とのこと。元々封印されていた兵器だそう。つまり、指示出ししたマザーは、レジスタンスってことかな。マザーも人工生命体?

今回、「戦いの時ですね、マザー」と言いながら現れたムラサメ。自発性が芽生えた。学習している。マザーも嬉しそう。


●タロウの成長に心が震える

ジロウを立てるために自ら脱退するという選択肢を取ること、それでいて実は陰からサポートしてたこと。

ロボタロウ合体の後、お供たちが反省の弁を述べた時に、「いい勉強をしたな!」と言うタロウ。
私の中のマザーが「よくできましたね、タロウ!」と、感涙ですよ。
ちょっと前なら「やっと気付いたか!おバカどもめ!ハッハッハッハ!」くらい言ってたぞ。
統率力と牽引力が増して、良きリーダーになってきている。

そして、今回アルターモードが大活躍!
前々回感想で「アルターモードのメリット感じない」とか言ってごめんなさい。
めちゃくちゃメリット感じました。
アルタータロウの動き、可愛かったー。


●マスター、美味しいとこ総取り

おい、介人!
あんだけみんなに苦言を呈しといて長官ってなんや。写真集、次週まで引っ張らないでもろて笑

番組当初から、「マスターはゼンカイジャーの最後に出てきた神様なのでは…??」って思って警戒してたんだけど、色々サポートしてくれるし、そこまで邪悪な感じでもないし、神様とは全く別の、ただのパラレルワールド(ドンブラトピア?)の五色田介人なのかしら。

それにしても、なんで介人こんなに別人に見えるんだろう。前作の介人のときは何とも思わなかったのに、マスターになった途端にめちゃくちゃトキメキなんだが。
人って、服装と所作と喋り方と表情で、こんなに変わるんだなー!
ゼンカイザーブラックもめちゃくちゃカッコイイ。マントがいい。セクシー。
セクシーに見える、スーアクさんの技量力量も素晴らしいってことだわね。


●みんなの衣装が買える

裏噺読んでて初めて知ったんですが、ジロウの衣装が買えるんですって!

で、リンク開いてみたら、先々週に「可愛い、欲しい」って言ってたタロウのTシャツも普通に売ってて、えっ、やだ、どうしよう、急に恥ずかしい。しかも桃太郎ジーンズコラボじゃん。
というか、猿原の帽子も売ってるんだけど笑 
犬塚の衣装も、はるかのシャツも、雉野のメガネもある。タロウの制服も売ってますね!
全部そこそこいい値段!
シロクマ宅急便のフェイスタオルかわいいー。
これは手頃だし、買っちゃおうか、悩んじゃう。


●月ノミゾ知ル。

聴いちゃったよ…。
歌謡曲的なの想像してたら、ちょっとジャジーでお洒落やん…?
ソノイの歌声が、想像を裏切らぬ美声で安心感。
一方、タロウの歌声は想像を裏切るワイルドセクシー系で、わしは戸惑いを隠せない。


●次回は猿原回!

考えたら猿原回って無かったのか。
なんかいっつもいるから、若干「今さら?!」感はあったけど、「見どころ太郎」読んだら『当初はやらない予定だったけど、猿原役の別府さんからの圧に負けて企画した(意訳)』とのことだった。

それにしても、「先代サルブラザー」ってしれっと言ってるけど、割とそこ核心なんよ!
代替わりシステムとか、キビポイントとか、まだ明確には説明されてないよね。
「ご存じ!」みたいな感じで予告してたけどさ笑


●夏映画の新CM

『花より男子』と『カメラを止めるな』の悪魔合体に、松陰寺太勇を添えて。
もう何が何やら!リバイスとの対比よ。
映画のCMって、CMがハイライトシーン盛り込み過ぎて、実際見ると「CMの方が面白かった」みたいなこと割とあるけど、ドンモモの場合は全編ハイライトシーンの予感しかないので、CMを軽く超えてきてくれることを期待しております。

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