【ネタバレ感想】暴太郎戦隊ドンブラザーズ #ドン28話「ひみつのヒミツ」
犬塚回。瑞穂と青田のくだりはまるで昼ドラを見てるようだったけど、まぁ考えたら犬塚も昼ドラみたいな存在だしな笑
まとまりがあって、別ドラマを見てるような回でした。(途中、「ルパンの娘」のオマージュみたいなのもあったよね?)
●義理人情に厚い犬
瑞穂から半ば脅迫されてるとは言え、突飛なお願い(しかも倫理的に問題がある上、自分の身にも危険が迫る可能性が高い)を、ちゃんと叶えてやろうと動くとは、犬塚は情に脆いな。
特に「愛」が絡んでくると、放ってはおけないんだろうな。「#17 ひかりとつばさ」もそうだったけど。自分と夏美を重ねているってのもあるんだろう。
瑞穂がヒトツ鬼になった姿を見て、「まさかこういう展開だとはな」と、いかにも漫画みたいな台詞を言うのが犬塚らしくて笑ってしまう。なんだろうなぁ、いつも犬塚だけ台詞が嘘くさいんだよなぁ笑
ヒトツ鬼になりながらも攻撃を耐える姿に、瑞穂の並々ならぬ決意を感じ取っただろう犬塚は、正体がわからないとは言え一応仲間であるドンブラザーズと敵対してまで、瑞穂の望みを叶えようとする。この辺の忠義は犬ならではという感じである。
瑞穂の本当の目的は、完成した絵を燃やすことだった。亡き恋人との約束を守るために、リスクを冒してまで絵を盗むことに決めた瑞穂。燃える絵をバックにしっとりしたエンディングを迎えた…(かと思ったら、最後に風船はるかが全部持っていく!)
しかし瑞穂、予告状の名前の消し方雑すぎ笑
こういうチョイチョイ挟み込まれる小ネタが無駄に面白いんよ毎回。
●オークション会場のドンブラザーズ率が異常
パフェとパンケーキとクリームソーダで買収されるサルとオニ。
教授の「お金はあるのか?」の問いに「どんぶらに無いものはない(ドヤァ)」とマスターだが、はて「900キビダンゴ」とは…??
まさかキビダンゴで落札するつもりだったんだろうか(逆に考えると、1キビダンゴに1万円の価値があるってことでもある。よほど滋養強壮になりそうだ)。
フェズントコンサルタントも参戦で、雉野と山田部長もドキドキ…!
…してた割に、雉野、テンションが上がっちゃって「行きましょう!行っちゃいましょう!燃えて来ました〜!!」って、雰囲気に流されてすぐにたがが外れるタイプ。
1,200万円を個人の判断で提示するのは、前回クビになった案件よりも、余程ヤバいと思う。
●はるか、モデルになる
佐野から「是非モデルになってくれ!」と言われた時のリアクションが、はるか過ぎ!
表情だけで「仕方ないわね…美しさは罪だわ(フッ)」といった台詞が聞こえてくる気がする。
完成した絵がシュールすぎて超好みなんだが!笑
マスターは「いらない!」と珍しくご立腹だったが、私はちょっと欲しい。
●猿が強くなってる
前々回は総集編みたいな感じだったからあれだけど、前回とか、ちょっと前あたりから、「なんか、猿、強くなってる?気のせい?」と思って見ていたが、今回で「やっぱ強くなってるな!」と確信。
ハイキックとか、あんなにキマってたかなー!頼りになる感じが出てきているよね。
なんとなく「#21ごくラーメンどう」で先代サルブラザーと接してから、猿原の中でヒーローとしての自覚が強まったのかなって印象を受けた。
●呉越同舟、超絶大合体!
ドンオニタイジンとトラドラゴンジンが、ついに合体!
タロウから唐突に合体を促されたジロウ、「えぇ?!そんなことができるんですか?!」ってマスオさんみたいなリアクションだったが、視聴者も同じことを思っているぞ。
いや、もちろんCMで先行ネタバレはしてたし、そのうち合体することは分かってたんだけど、合体に至るまでがタロウとジロウの会話ツーストロークで完了するの、スピード展開なんよ。
「気持ち悪りぃ…!」と拒否するトラボルトに「ガタガタ言うな!呉越同舟だ!!」と有無を言わさぬドンモモタロウ。
そう、タロウは絶対なのだ。最近、すっかり人間らしくなってきたからうっかり忘れてたけど、そもそもは目が合っただけで勝手に縁を結んでくる、あた○か野郎(失礼)だったな。
超絶大合体の前に、ドンモモタロウとドンドラゴクウが並んでポーズ決めるのが良い。
やっとジロウがタロウの横に並べた感じで、ジロウ推しの私としてはグッとくる!
合体時、SEとBGM含め、全員うるさい笑
わずか数秒の間に、畳み掛けるように、
鬼「今度は腕になりたいなぁー!」
虎(唸って逃げようとする)
龍「逃がしませんよ!」
猿「まとめて腕とは!」
鬼「(なんか言ってる)」
犬「(なんか言ってる)」
龍「センターは僕!」
タロウ「うるさい俺だ!」
雉「うーん、肩だよねぇ」
ナレ「完成っ!!」
って。散らかり放題だな。
流鏑馬モードかっこいい。
ところで、「天下統一ドンブラファンタジア」…とは…??
「目力ビーム」しかり、「ご存じ!」みたいな感じで軽く新技出してくるの、ほんと視聴者置いてきぼりスタイルで好き笑
●じかーいじかい(能登ボイスで)
声がマザーとムラサメだ!
「そしてマザー、あれはなんです?」
「お葬式です、ムラサメ」
「はい、マザー」
ってやりとり、シュールすぎる。
ムラサメ(剣の状態)を手にした犬塚が、夏美と対峙してた。ムラサメを持った人は、ムラサメに憑依されるのかしら?ソノニもムラサメソードで切り掛かってた。
夏美と対峙してるってことは、ムラサメが生まれた目的って獣人の末梢なのかな。ソノイが「(獣人は)不可殺」と言ってたし、そのために開発された兵器なのかもしれない。
けど、そうだとしたら「あなたは獣人と戦い、脳人界の平和を守るために生まれたのですよ」ってマザーは教えてあげれば良いわけだから、もっと色々複雑なんだろうな。ムラサメには大事なことを隠して、良いように使っているだけで。
その辺に疑問を抱いたムラサメが、脳人サイドを寝返ってドンブラザーズ陣営につく胸熱展開を期待している私だ。(みんなもそうでしょう?!)
しかし、きちんと葬式が開かれて、タロウが招かれるって、どういう状況??
ついに元老院も登場するし。いよいよ脳人界の謎にも踏み込んでいくわけか。ドキドキ!
タロウとソノイがおでん食べてるカットは、夢か幻なのかな。「もしも生きてたら…」の話かな。こんな形で見ることになるとはなー涙
ところでタロウ、提供の後ろでよく見えなかったけど、上裸で神輿隊に寝技かけて大笑いしてなかった…?
何してんだよタロウ笑
葬式はどうなったんよ。
シリアス回なのかギャグ回なのか、統一して頂いて…(否、このカオスがドンブラザーズなのである)
話が大きく動きそうで、楽しみすぎる次回です。
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