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【ネタバレ感想】暴太郎戦隊ドンブラザーズ #ドン29話「とむらいとムラサメ」

大型台風が近づいていますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?東京は明後日がピークかなぁ。
そんな雨模様の中でドンブラザーズ。
今週も怒涛の展開でしたね!

●新発売のジャンボカツサンド

意外と食を楽しむことに貪欲なタロウ、良き。

しかし、サンドイッチの中に葬儀の案内状を忍ばせるのは、想定の範囲外すぎる。
元老院なに考えてんねん。食への理解なさすぎ。
歯ごたえの感じを想像しただけで不快だし、歯が折れたり口内負傷したりしなかったのはタロウが超人だからだぞー!(まぁだからこそ、テレビ的にも遠慮なく確実に届くあの方法で仕込んだんだろうけどさ)

ソースのおかげでせっかくの3Dホログラムもめちゃくちゃだし。

タロウ「カツサンドのソースだ。そこは気にしなくていい」→するだろ笑


●「ダメだよタロウ、罠に決まってる!」

元老院って、2人なのか。
もっと大きな組織かと思ってたけど。
いや、元はもっと大きな組織だったのが、ドン家のせいでイデオンが壊滅した結果、2人だけが残ったんだろうな。

「おお!ソノイ!まさかお前が倒されるとは…!!」

という台詞から始まったのに、タロウを丁重に葬儀に招き、その上で

「お前はソノイを倒した英雄だ、よくやった!」

「敵味方を超えお前の力を讃えたい」

「では勇者よ!」

と、胡散臭いほど褒め称えてくるので、これはまさにはるかが言った通り「罠」なんだろうけど、多分タロウはそんな可能性は百も承知で出向いたのだろう。

タロウの強さは絶対だし、ソノイの弔いをしたい気持ちは本心だし、何よりも「元老院とやらに言いたいことがある」と。

すっかり「脳人界による、人間界への干渉について、ひと言物申す!」とかそんな展開かと思っていたら、タロウが言いたいことってのは「こんなもの(案内状)をサンドイッチに挟むとはどういう了見だ!おかげで食べる気がしなくなった!」だった笑

で、責任取って元老院たちに食べてもらうために、わざわざ招かれてやったらしい。

さすがのタロウである。


●タロウはぶれない


葬儀場で出された謎の食事(霞?)も、「せっかくだから頂く」とちゃんと食べていた。食べ物を無駄にしない姿勢。

あの綿あめみたいなやつ、聖書に出てくる「マナ」的なもので、ほの甘くてそれなりに美味しいのかと思ったら、味がしないって辛くない?無駄に着色してあるのに!

天女と神輿隊に謎の接遇を受けつつも、「湯加減がぬるい!」「マッサージが弱い!」と、忖度一切なしのタロウ。
熱い風呂が好き、強めのマッサージが好きって、いかにもタロウだな。

しかしタロウさん、身体細すぎでは!
その割に腹筋はちゃんとあるし。
そして脇毛が…ワイルド過ぎっ…///

(ジロウさんがツルツルだからさ…)


●ついにおでんデート

視聴者が(私が?)待ちかねていたおでんデートシーンもついに放送された。

しかし、現実のデートではなく、あくまでもタロウの想像の中、ifでの話。
糸こんにゃくを食べて「ああ、うまい。…とてもね」と微笑むソノイさん。切ない…。
(大根でも卵でもなくて、糸こんにゃくというチョイスがまた)

いや、でも絶対、一緒におでん食べる未来が来るって、わたし信じてるんだから!(誰)


●相変わらず治安悪い王苦市

パワハラ社長、パワハラすぎやろ笑


●ムラサメの葛藤

ソノイの亡骸を連れ帰った褒美として、ムラサメが申し出た言葉は「では、自由を」

元老院は「(ムラサメは)完成前に脱走したから、存在が不安定だ」と言うが、脱走を唆したのはマザーだしな。

マザーってのは、脳人界にあるマザーコンピューターのことかと思ってたんだけど、どうも話の感じだと、ムラサメの脳内にある声みたいですね。ジロウと話していたムラサメが「僕も2人です。そうですよね、マザー」と言っていたし。

つまり、「マザー」=「ムラサメ内にある指示を出すAI部分」のことを指していて、ムラサメ本体は本来その指示に従うだけの傀儡だったはずなのが、本体完成よりも先にマザーが脱走を指示したため、不完全なまま世に放たれたと。
その影響で、本来無いはずだった感情や自分の意志を持つようになってしまった、ということかな。

となると、ますますマザーの目的が分からない。脱走を指示したのに、自我が芽生えたムラサメのことは受け入れようとしないし。
まぁ今回ちょっとマザーの方にも譲歩の姿勢が見えたけど。

ところでマザー、「アノーニを助けるのです!」って前にも言ってたけど、なんでアノーニを助けるんだ?アノーニってそもそもどういう存在なんだっけ?

…と思って調べたら、アノーニは脳人の工作員だそうです。そっかそっか、脳人側の人員なんだ!全然分かってなかった←オイ

そしてムラサメ、やはり獣人を倒せた。
ムラサメだけが、不可殺の獣人を倒すことができる。

「私に万一のことがあったら、その時はムラサメを頼れ」とソノイから言われていたソノニとソノザも、その現場を目撃していた。


●そして、海デート

ムラサメに対し、「まるでお前は死にたがっているようだ…!そんな相手とは闘えない」と闇ジロウ。
マザーの声に反抗して、闇ジロウとの交流をはかるムラサメ。

タロウとソノイしかり、ジロウ(闇)とムラサメにも通じるものがあるらしい。
海を見ながら良い雰囲気、やめて笑

そして、衝撃の事実!
実はジロウの本体は「危ない方のボク」こと、トラ(闇ジロウ)の方だった!!
ルミちゃんや三蔵君たちとの交流の中で、聖ジロウの方が後から生まれたとは…。
まぁでもそうか。西遊記で考えたら、その順序の方が自然だね。暴れん坊で悪さばかりの孫悟空は、三蔵法師に会って改心したんだもんね。

とすれば、ジロウと同じく出自が脳人界であるムラサメも、ドンブラザーズ達と交流する中で、聖なる心が目覚める可能性たっぷりですね!早速、今日一緒にヒトツ鬼と闘ってたし。

ジロウの「僕たちも戦いますよー!」のひと言で、自然に共闘するムラサメ、最高に良かったな。ヒトツ鬼の攻撃を避ける時のバク転?側転?も「美」でした。


●妖刀ムラサメ

毎度のことながら、狭山に追いかけられる犬塚。狭山さん、ほぼ毎回出てるな。
窓を割って飛んできたニンジャークソード形態のムラサメを手にした犬塚は、我を失い狭山に襲いかかる。
そこに現れる夏美(みほ)。
低い声がすごいなー!無理して低い声出してる感じにも聞こえないし、新田桃子さんの演技素晴らしい。

「#23 イヌ、いぬになる」の時もそうだったけど、夏美は狭山を倒そうとしてるんだよね?
次回予告の感じだと、他の獣人のことも倒そうとしてる風に見える。獣人界のルールはよく分からないなぁ。

暴走する犬塚を止めたのはソノニ。
「よせ!犬塚翼!お前にそんな姿は似合わない!」と、やっぱ犬塚に「面白い男…!」以上の何かを感じていますね。

ニンジャークソードを手にした暴走ソノニちゃんの演技も良かったなぁ!

そして、暴走ソードすら侘び寂びでどうにかできると思ってる猿原、浅はか過ぎてマジで猿原。「ここで一句」じゃないのよ笑

んで、最終的に『初恋ヒーロー』でムラサメの力封印できるってどういうこと?!
そんな力あるの?!初恋ヒーローすご!
と思ったら、公式に

いや漫画パワーってなんだよ!!!!!!!


……ええ、ここは恐らくディティールの部分です。
大事なのは結果です。この世には結果だけが残る。


ムラサメが現状ソノザの所有となったということ。
それだけ分かっていればしばらくは大丈夫ですのでご安心ください。
『どんぶら裏噺』より


と書かれていたので、あまり深い意味は無さそうです笑


●相変わらずうるさい超絶大合体

猿「さぁーひとつにまとまりますかー…」
桃「声が小さい!サルブラザー!」
「腹筋を、忘れない!」
鬼「あぁー腕になりたいです…」
「脚、良いじゃねーか」
龍「センターは僕がもらいます!」
桃「嬉しくないのか、オニ!」
「僕は嬉しいですよ、肩!」
完成!

「腹筋を、忘れない」って…何?笑
あとキジブラザーが地味に毎回、肩へのプライドをゴリ押ししてくる笑


●ドン家のエナジーが脳人の命?

タロウの力が奪われたー涙
…と思ったら、すぐさま復活したー!!笑

1話くらいそれで引っ張れる題材なのに、5分と経たずに力が戻るのほんと超展開で良き。

しかしソノイ、タロウのエネルギーを注ぎ込めば復活できるのか?
ソノイの体から、抜け殻の人形を作ることもできてたし…ひょっとして、脳人って量産型なのかな。
型はいくらでも作れて、その中にドン家のエナジーを注ぐことで完成するんだったりして…。ソノイやソノニやソノザ、ムラサメも、そうやって作られた存在なんじゃないか?

そう考えれば、タロウがニンジャークソードを握った時に失った力が戻ったのも説明がつく。
もともと、ムラサメに注入されてたエナジーもドン家のエナジーなわけだから、それがタロウのところに戻ってきたというわけだもんね
(※あくまでも個人の考察です)

ドン家はそういう意味でも脳人界の鍵を握っているのかもしれない。


●じかーいじかい

要であるソノイを失った脳人たちと、ドンブラザーズがついに手を組む!
発案者はソノニということで、やっぱこれはこつこつと積み上げてきた「ソノニ→犬塚」への信頼があるからこその熱い展開でしょう。

となると、ついに夏美(みほ)と犬塚の邂逅か?!…って、既に「#23 イヌ、いぬになる」でも今回でも、邂逅してはいるんですけどね。犬塚の意識がちゃんとある状態で、人間体で、再会することになるんだろうか。

…ってか、公式にサラッと書かれてた次回予告の内容も怖い。

鬼頭はるか(志田こはく)の叔母・ゆり子(三輪ひとみ)が、アノーニに誘拐される。ゆり子を返して欲しければ、アノーニの天敵である獣人を捕まえ隔離しろという。
アノーニから渡された獣人リストには、雉野つよし(鈴木浩文)の妻・みほ(新田桃子)の名前が。つよしは、みほが獣人であるはずがないと思いながらも、みほを追跡することに。また、はるかも、リストに見覚えのある名前を見つけ…
公式HP『次回予告』より

ついに雉野さんがみほちゃんの真実に触れる日が来てしまった…!!!

そしてはるかが見つけた見覚えのある名前って…??
(まさかマスターとか…?!)
(もっとまさかの、花村か?!笑)


次回は獣人サイドにだいぶ踏み込んでいきそうで、またしても楽しみです!

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