見出し画像

書き方迷子の方へ

こんにちは須ノ又深雪です。
私、最近になって自分の書き方がわかってきました。
小説の書き方にはいろいろありますよね。
プロットを緻密に作ってから文章を書きだすプロッター
プロットを考えずに文章を書きだす。いわば考えながら書くパンツァー
私、実は小説やらシナリオを本格的に書き出すまで、プロットをたてて、ちゃんと書かなきゃいけない!と思い込んでおりました。
というのも、小説の専門学校でもハウツー本でもきちんとプロットを立てたほうが書けますよと言われるので、プロットができてから小説を書かなきゃいけないとずっと思っていたんですよ。
しかし、プロット→小説→書けない→落ち込む→あきらめる という流れを延々としていたのです。

悲しいことに締め切りって、なんもしなくても来るんですよね。
しかたないので、ともかく今私の頭の中にある映像だけでも出力しようと本文を書き始めたんです。すると、不思議なことにすらすら書けてしまうんですね。1日平均5000文字ぐらいで書けるのですよ。
もうびっくりしましたね。プロット考えるよりも書けるんですもの。
どうやら、私はパンツァー型であるということに気づきました。

頭の中で映像やキャラクターが見えるタイプはパンツァー型の人が多いのではないかな
私が知ってる作家さんだと、恩田陸さん、森見登美彦さんなんかがパンツアー型だと思います。精霊の守り人を書いている上橋菜穂子さんもパンツァー型です。インタビューでプロットを書かないといわれていました。
逆に京極夏彦さんはプロッターですね。あの物語の厚みはプロットの賜物なんだと思ういます。

直感型といわれるパンツァー型の人はプロットを書かない方が書けるかもしれません。思いついたものバンバン書いていきましょう。今はPCの時代ですので、気に入らなければ、いくらでも後で直せます。

プロットや設定は大事といわれますが、作品が書ききれるならばどちらでもいいと最近になって私は腑に落ちました。
ただ、プロッター型の小説作法本は多いのですがパンツァー型の小説作法本は見つけにくいですね。ほぼ、作家さんのインタビュー記事で書き方を学ぶしかありません。
パンツァー型の方法論を見つけたら、noteに書かせていただきますね。

書き方迷子の方は、一通り沢山の書き方をしてみて「面白い!」「書きやすい!」を見つけるのが近道です。創作にはいろんな書き方がありますので、自分なりのスタイルを見つけてくださいね。
そして発表してください。わたしはアナタが書く小説が読みたいのです!

以上 須ノ又深雪でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?