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ザックジャパン 2010-2014 2

 アジアカップの話は避けては通れないと思っています。
南アフリカワールドカップで本田圭佑始め、のちのサックジャパンの主力となる選手が活躍して、さぁここから次の4年間に向けて力をつけていくぞっていう時期でしたよね。
監督も岡田監督からザッケローニ監督に代わり、新体制となったわけで。
2011年のアジアカップはそんなザックジャパンにとっての初めての国際大会だったわけですよね。
 
 本田圭佑は日本を優勝させると言っていましたが、そこまでいかなくとも最高成績であるW杯ベスト16を上回るような成績を次のW杯で出すために、このアジアカップは優勝したいというか、ここで負けているようではダメだろうという雰囲気があったように思います。日本はアジアでは敵なし状態にしないと世界になんて勝てないだろうという見立てもありましたしね。新体制で優勝すれば自信と勢いが一気につきますし、当時は優勝すればコンフェデレーションズカップの出場権が取れて世界の強豪国と戦えるチャンスにもつながってましたから、ぜひとも優勝したいみたいな思いはあったように感じます。
 
 アジアカップ2011はもうすべて観ていたわけですが、ほとんどの試合がひやひやするものだったように思います。
 グループステージが始まるわけですけど、当時のアジアで強いとされていたのって日本、韓国、オーストラリアくらいだったと思うんですよ。なので、優勝を目指す日本的にはグループステージはなんなく突破してほしかったというのが一視聴者の意見ではありましたね。
 ただ実際はめちゃくちゃ苦戦したというか。
初戦のヨルダン戦は先制されましたからね。グループステージはさっさと勝てるもんと思ってみてましたから先制されたときは唖然としましたね。何をしているんだっていうか。
ただ、アジア相手に負けることはないだろうと思ってたんで逆転するだろうなと思ってみてましたけど、全然点を返せなくて。うわ、これ負けるじゃんと思った後半ロスタイムになんとか吉田がヘッドで1点返して引き分けに持ち込むんですよね。みててひやひやしましたね。初戦を終えて、アジアの戦いも一筋縄ではいかないなと思いました。全然負けるかもしれないじゃんとか思いましたし。

 でそのまま次のシリア戦にいくわけですけど、この試合は先制こそしましたが、GKの川島が一発退場になってね。VARのある現在だったら絶対におかしい、誤審ではあったと思うのですけどそのPKで追いつかれてね。2戦とも引き分けだったらさすがに予選突破が厳しくないか?とみてたところで今度は本田がPKを決めてね。なんとか勝ったってところでしたよね。
 
決勝トーナメントには進めたわけなんですけど、グループステージをここまで苦戦してて本当に韓国だったりオーストラリアに勝てるんかなとか思いながら見てましたね。
 

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