GDP速報値と昭和天皇

「敗因について一言いはしてくれ 我が国人が あまりに皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである 我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである」

最近、耳にする機会は減りましたが、昭和世代としては、とても印象に残っています。

さて、四半期GDPの第1次速報値が発表されました。
TBSによれば、「7-9月期GDP年率で2.1%減 3四半期ぶりのマイナス成長…歴史的な物価上昇や実質賃金の減少でGDPの6割近く占める個人消費が2期連続マイナス | TBS NEWS DIG (1ページ)」とのことです。

このようなデータをもとに考えれば、岸田政権による所得税減税などの経済対策は、個人的には、それなりに合理性があるもののように感じられます。

確かに、時期的に来年になるので、タイミングという点では、批判があるところかもしれません。ただ、世論調査では、今回の減税策に関して、殆どの方々が「評価しない」と回答したと報じられています。上述のような経済環境にもかかわらず、なぜ、そこまで評価が低いのか、メディアによる煽情で冷静な判断力を失っていないか、とても気になりました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?