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マルローの、近藤さん。

今回の旅。東京芸術大学美術館の「買上展」で、すごくすごく私には運命的な出会いだったのが、こちらの作品。作品名。自画像。

作者 近藤浩一路

大学に買い上げられた作品は、首席で卒業していった卒業生には筆舌しがたい栄誉あること。

私は、かつてフランス文化に親しんでいたこともあり、美術、文化政策への関心の厚さがあった。

きっかけが、サン=テグジュペリから、アンドレマルロー、スタジオジブリ宮崎駿。

このお三方に共通点は空と異国への強い憧れ。

詳細は省略しますが、そのフランス文化政策の立役者でもあるマルローは、不思議な経歴を経てド・ゴール将軍の袂で文化大臣を仰せつかった。
そこで、何をしたかと言うと、モナリザを日本に運んでフランスの偉大なる文化の継承を世の中へ伝達する伝道師となり、大臣で一線を画す人物だ。

そんな彼。東洋への造詣が深く、日本も同じく大変友好関係を強くした。

その日本の仲介役となって、美術関係の繋がりとなった一人が近藤浩一路さんその人なのだ。

イマイチ私も、名前を存じていたものの人物像は不明瞭だった。

文字的資料ばかりで、詳細を調べなかった人。
それが、忽然と美術館の買上展に登場。

手を振って喜びました。

なんか。すごく嬉しい時間過ごせました。

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