カズマ

取り止めもないことを、自分の興味のわいたタイミングで、赴くままに。

カズマ

取り止めもないことを、自分の興味のわいたタイミングで、赴くままに。

最近の記事

「お金」

小さな会社の経営者という立場を離れ、自分の心がやりたいと感じたことだけをやって過ごすようになって1年少し経った。 自分の興味のあることや得意なことが誰かの役に立ち、対価をいただいている。 対価は、現代において最も汎用性の高いお金という媒体が最も多いが、時に、食べ物であったり、物品であったり、寄り添う言葉や態度であったりと、有形無形さまざまだ。提供した価値とそれとバランスが取れると当事者同士が判断したものであればなんでもいい。 むしろ、お金を媒体とすると、お金を使って購入す

    • 「仕事」という言葉を使いたくない

      最近、「仕事」という言葉を使うことに抵抗を感じている。 「仕事だから」と、本当は嫌なんだけれど本人の意思とは関係ない強制力のあるもの、優先度の高いものに仕方なくに従わざるを得ないんだという何か免罪符のような呪文のような言葉として使われたり、「仕事」とは本当はやりたくない苦痛を感じるものだけれども生活のために我慢してやるものだ、その対価として賃金を得るんだという意味合いを持っている感じも、ボクが「仕事」という言葉を避けたい理由だ。 断りにくい予定を断る理由にしたり、遅刻した

      • ていねいに暮らす

        平成の時代、すっかり共働きが当たり前になった。夫婦の帰宅時間は遅くなり、子供たちは学校から帰ると習い事に通う。夕食を手短に終わらせるために、食卓にはスーパーのお惣菜が並ぶようになった。核家族が当然のものとなり、サザエさん家族のような一家そろっての「いただきます」の光景はすっかり消えていった。 令和になり、ほどなくコロナ禍となった。不要不急の外出を控えるために在宅勤務が増え、習い事も自粛、夕食を準備する時間がしっかりとれるようになり、そして夕食時に家族がそろう機会が否応なく