見出し画像

ベットカットを体感?!してみて

株式会社un. 訪問美容師の斉藤絵美です。

私が所属するun.では、定期的に技術・接遇勉強会を開いています。
その中でも、訪問美容師だからこそ必須な技術
「ベットカット」

様々な応用技術やお客様のご様態を意識し観察しながら、ご負担を軽減出来るよう技術スピードも求められる。
そして、私たちが念頭に置いているのは
また次回お会いできることが、あたりまえではないということ。

ベット上での生活を余儀なくされているお客様の中には、これが最後のカットになるかもしれない。
ご様態が良い時が必ずしも続くとも限らない。
そのようなお客様も多くいらっしゃいます。

誰しも、平等に訪れてしまう最期の時。
お客様や身近な方々にとって、
穏やかにその方らしいお姿をお手伝い出来るのも、美容師だからこその寄り添い方かと考えています。



ここからは、社内で行われた講習参加者の感想を紹介していきます!

『社内ベットカット講習会に参加して』

○不安だった襟足部分のカットや処理の仕方が自信を持ってできそうです!
また、自分がモデルになってカットされることでご利用者様の気持ちをもっと考えるようになり、一つ一つの お声がけが安心へ繋がり大切だなと気づきました。

○お客様の立場になってみると、色々な気づきがありました。カットする時の距離や首の持ち方、声かけなどより丁寧に気をつけていこうと思います。

 ○バックやネープを切るのが苦手だったので細かいポイントが知れて良かったです。
顔に毛がかかった時の不快感など利用者様の気持ちに気づけました。

○立ち位置の重要性 、一人一人自分なりに工夫して施術されていたり配慮している点も違い、実際に自分が施術されてみて何が 負担になったり不快に思うかを聞けて良かったです。
施術することに夢中になりやすいので、もっとご利用者様へ の配慮をしていかなければいけないと改めて気づくことができました。

  ○後頭部、襟足のカットの仕方を近くで見られて良かったです。ポイント、工夫などわかりやすく教えていただき現場で生かしていきます。


自分たちもウィッグを着用し寝たままの状態で触れられる時、どう感じるのか。 
どのように支えたらお客様な安楽な体勢でいられるのか。

お互いに意見交換や実践し合うことで、学び合い吸収し合える中身の濃い時間でした!!
講習に参加した社内スタッフ一人一人の真剣な眼差しが、何よりもそのことを語っています。

今後も、このような勉強会の様子なども紹介させて頂きます♪
また次回まで、お楽しみに♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?