madoromi_usagi

わたしの日々、記録。ことばを紡ぐのも浸るのもすきです。

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最近の記事

妄想と制作と。

ああだこうだと思考を巡らせ また知らない世界を構築してる なんだかわかんない妄想の時間が 私の生きる基本動作になってるらしい 妄想を制作に変換していくのは 体力のいることで だから今世の中に投げられた作品たちを 目の当たりにしたとき 尊敬の気持ちと胸がぐっと締められるみたいな 多分、嫉妬だよな 毎度感じる、体内のうごめき ドラマや映画、小説、音楽 言葉と人の肌感でできた制作物 お気に入りがあって、殴られたような衝撃をくらって 泣いて、共感して、怒りが湧いて ずっと忘れない

    • クッキーづくりのような

      まだ味のない生地を練って 想像しながら夢を語る私たち 光を放って方向を示す希望と曇ってまだ見えないこの先の不安と 童心に帰れるカラースプレーみたいなカラフルなものを混ぜて ぐちゃぐちゃにして整えてまた混ぜて どこか旅先で出会うことになっても きっと見つけられるはず 香りや成形された感じや味で あのとき共に混ぜて作ったクッキーだってこと 私たちのクッキーは特別においしいに決まってるんだから

      • ¿uragaeshi?

        わたしの好きや愛しいが大嫌いや最悪の裏返しでありませんように。 ただただどきどきして ぎゅっと抱きしめられるような びりびり手の先まで痺れる感覚 意味とか運命とかあるにせよ わざわざ探さなくても辿り着けるものなら わたしの好きが、好きでありますように。

        • ささやかな、煌めき

          魚がはねる、あなたのこえに うつくしさに惚れて どうしたってそこにいるのは あなたのこえで そうして空気を包み込んでしまうんだ ぽくぽく、泡が踊る 満たされるこころはきっと だいすきな色が溶け込んで じわりとまた塗りかえるのだから 波打ち際のガラスように、透明で、淡く、ささやかに 今もまた、波に揺られ あなたのもとへと迷い込む

        妄想と制作と。

          あまあいじかん。

          母が仕事場からもらってきたとかなんとかで、 ふつうよりちょっと大きめなおはぎを食べた。 めちゃめちゃ美味しかった。 うわぁ、って染み渡っていった 綺麗ないろした甘いあずきともちもちおこめ。 おはぎの陰からちょこんと顔をだす、わたしの中のおつかれに気づき わたしちゃんと頑張ってるんだな、って 謎にホッとしたりもして 日々の実感をした。 「おつかれおはぎ」、なんて名付けてみちゃう。 いいねちょっとかわいい、ちょっとしあわせ。 ふつうサイズより「ちょっと」大きめなとこに それ

          あまあいじかん。

          鼓動、夢ではないから

          鼓動。 蝶の羽ばたきは優雅に、そして儚げで力強く 月光が揺らめく 雲間にはあおく透明なせかい 風まかせなのか、運命なのか その流れのなかを泳いでいく。 透きとおったあおのアイス、ひとくち。 何にも変えられないわたしのすきな味 綺麗ないろ、じっ、と眺める。 月の光に揺られて煌めきを増す手の中のあおに、 こころ揺らして、 鼓動。

          鼓動、夢ではないから

          おいしい・幸せの条件反射

          たびたびふと思うけど やっぱ美味しいものは無条件に幸せをくれるなって 朝ごはんを夜中に考えるのだいすき ほくほくごはんに何をのせよう ホワホワあまい卵焼き?パリッとウィンナー? 若菜のふりかけ?ぷちぷち明太子? バターじゅーのフレンチトーストはどう? 紅茶とメープルの軽やかステップ 思い切ってインスタント麺とか! いろいろやさいとハムと半熟たまごで うわー、、ってやさし塩味で幸せに包まれたい 味噌汁おさかな白飯のトリプルコンボはどうだ きいろたくあんがのぞいてるぞ

          おいしい・幸せの条件反射

          ベッドサイドで夏のリサイタルを

          午後3時と30分。 自宅で夏のリサイタルを開催。 衣装はゆるい部屋着、ベッドにことんと寄りかかって。 変にブチ上げなテンションのもと、お気に入りメドレーを選曲。 もちろん編曲は、わたし。 わたしの歌声が部屋全体に響く。 広がる空気は久しぶりの感触がして、不思議な音だった。 全力でお腹から出す息 呼吸を感じる。 わたしはやさしい声がすき。 わたしは、どんな声に聴こえるのかな。 光に触れるような、やさしい声かな。 そうでありたいな、あの人みたいなやさしい声。 吸って、吐いて

          ベッドサイドで夏のリサイタルを

          溶けるほどのすきと出会うとき

          今日も出会った。 どうしていいか、ほんとよくわからないんだけれど ただただ浸って溶けていく時間。 一体、どうすりゃいいんだよ。 しぬほど増えてく。 贅沢だ、幸せものだ、 夜更け、静かにつぶやきをしてみる。 眠りにつく空はまだ、深いむらさきいろのまま。

          溶けるほどのすきと出会うとき

          夏のかわいいともだち

          いっぽ、進みたいほうへ歩き出せたお祝い。 かわいい。 電車に揺られ、風でちらちらと振動する葉っぱがチャームポイント。 わたしもこれからにエネルギーをためて ぱぁ、って開ける日がくるよね。 きみとわたし、ちょっと似てるといいな。 花びら1枚1枚に太陽のパワーがぎゅん、ていっぱいの、きみと。 嬉しくって家に帰るまでの電車で、ずっと眺めてた。

          夏のかわいいともだち

          あの頃の恋を思い返していたら朝がきてしまった。

          朝がきてしまった。 わたしの、好きだったひと。 思い出して振り返っていたら、朝日がカーテンから覗いていた。 伏し目がちなちっちゃな笑顔も、ささいな言い合いも、1度だけ胸のとこがぴょこ、ってなるのも、なんかあったかいことばづかいも、おしえてくれた小説も、 ぜんぶ忘れてなんかいなくて 薄れてなんかいないのに 今隣にいない。 恋をする。 自分に正直になったとき見えてくるものなのに、わけわかんないことになっちゃうのはなんでだろう。 愛しいとおもった瞬間に、誰かに渡したくない、そ

          あの頃の恋を思い返していたら朝がきてしまった。

          夏おんな feat.初花火と夜風にさらわれて

          初花火を見た。 ばちばち、ぱらぱら なんだか夏を連れてくるような音がして 重なる光の線が眩しかった。 家と家の隙間から見える、わたしの夏の風物詩。 目の前に上がる花火たちをみるのもいいけれど、 手持ち花火を間近で眺めるのもいいけれど、 このちょこっと顔を出して覗く花火が、 なんかいい。 どーん 胸の奥まで響く夏の音色。 むず痒くって足の裏がじんじんとする。 いつかの夏のカケラが わたしの奥底から「ぽ、」って 打ち上がる。 あれ。「夏」、「夏」 言葉にくっつけてるや。

          夏おんな feat.初花火と夜風にさらわれて

          みずいろのせかい

          眠れない夜は あなたの声をおもいだす ふわりと包む、わたしの頬を 柔らかな風が撫でていく あなたの声だけ、空に響いて わたしはそのみずいろの世界に身を浸す だいすきな茶色がかった髪 太陽の光を受けて むこうが透けて見える だいすきなあなたの声は とおく 雲も溶かすような 甘くやさしく心地よい まつげが揺れる わたしとあなた、空の下 目を、閉じる。 今日もまた、あなたはだきしめてくれるようで 明日だって、歌ってくれるでしょう うたうたいのあなたは わたしの隣

          みずいろのせかい

          苦いお酒に甘い記憶を消されないように、夏

          まだお酒の味を知らないわたしは 瓶に入った炭酸の泡を眺めて 気分を味わってみる あと数ヶ月でその味もわかるようになるんだって思うと ちょっとだけ、ラムネが苦いような気もして 甘い記憶を自分の中に留めておきたくなった。 夏休み 幼稚園の頃、祖父母の家に泊まりにいくと 決まって寝る前に、祖父との秘密の時間があった。 3階寝室に上がってく祖父。 その後ろをとことこ、ついていって階段を上がっていく 歯磨きも終えて、パジャマのわたし。 バニラアイス それも、決まってカップの。

          苦いお酒に甘い記憶を消されないように、夏

          chillな音楽を聴きながら過ごす昼下がり

          なんにも心躍るようなことが思い付かず ソファに寝転ぶだけの日は chillな曲を聴いてハーブティーを淹れるだけで 韓ドラの主人公みたいな気分になれる。 最強じゃないか? 自分の心を躍らせる方法を知っているって けっこうわたし幸せだ。 ✌︎ 今日はピーチティー フルーティーな香りとほんのり甘い優しい味が広がる。 雑貨屋さんで買った、 「また欲しがっちゃって、すでに家にいるこだけで十分では」 と思いながら連れて帰ったさくら色のグラス。 かわいくて仕方がない。 ギターの音に合わ

          chillな音楽を聴きながら過ごす昼下がり

          微睡みの中で探しものを

          やっと、という喜び。 わたしをわたし自身が否定していたことに気づけなかったあの頃よりは ずっと息ができて、ちょっと弱っちくなった。 わたしはこうして何かを表現して生きていたい。 まだ微睡んでいるような、毎日だけれど 着実に何かを掴んで前に進もうとしている。 わたしなりの時間をかけて進んでいきたいから ちょっと寄り道の多い日々だけれど それがすき。 わたしをだきしめられたら。 そんな思いで言葉を紡いでいきたい。

          微睡みの中で探しものを