うんこ漏らしそうになった話

私がうんこを漏らしそうになった経験は今までに5回ほどある。
今日はその中の一つを皆さんにお話したいと思う。

個人的に特にやばかったのが、小学校の頃の話だ。

その日は書道大会というものがあり、私たちは皆体育館に移動した。
初めは「良い字を書くぞ!」と子供ながらの無邪気さを発揮していたわけなのだが、それから1時間ほど経った頃に、我慢できないほどの腹痛が私の腹に訪れた。

その時点で私はブルーになっていたのだが、
その日の書道大会は三時間もあるのだ。
まだその内の1時間しか経っていない。

この事実を知った私は絶望した。
まだ幼い私は、猛烈な便意によって正に”絶望”を実感させられたのだった。

幼いながらに私は「あ、死んだな」と自らの死を悟った。

もうダメであった。
いっそ漏らしてしまえるのなら、どれほど楽だろうかと思った。

しかもその時、書き終わった半紙を各々壇上まで持ってこいと言うのである。

皆がゾロゾロと半紙を提出しに行っている中で、ただ一人、私は座っていた。
ただ一人、私は闘っていた。

便意の波が収まったタイミングで、私は列に加わった。
だが、クソッタレなことに長い行列ができていた。(糞だけに!💩)

私は二度目の死を悟った。
また便意の大波が訪れたのである。

いっそ漏らしてしまえたらどれほど楽だろうかと思った。

その後、私は幾度と襲い来る腹痛の波に耐えた。
耐えて、耐えて、耐えて、耐えて…。

もう腹の感覚さえ分からなくなった私は、
授業終了後、学校のクソ汚ぇ和室便所に糞をぶちまけたのであった。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?