営業的、間

先日ある会社の営業さんから売り込みの電話をいただきました
どんな営業だったか
とにかく自社の製品やサービスをマシンガンのように話しておしまい
これ、よくある話じゃないですか?
受ける立場になったら、どのタイミングで断ろうかとしか思えないのに
売り込む立場になったら、電話を切られないように一方的に話し続ける

でもビックリするほど刺さらない
なぜだと思います?

私が考えるのは「間」
なぜ?
日本人は「間」を大切にします

居間、土間から床の間、合間など
間がつくものを探したらキリがないほど
日本人は間を大切にしてきました

その代表的なものが落語だと思います
表情、声の質、トーン、身振り手振りなどもありますが、
一番すごいのは間
間があることで、聞き手は色々な想像が出来るし
自分や自社が大切にしている原理原則に気付くことが出来ます
これが本当にさっきまでの人かと見間違うほどの変わり様

絶妙な間で、笑いを引き出し、話の筋を理解させ、情景をイメージさせる…
改めて「間」抜けにならない様にしたいなと思いました。

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