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ちょっとした周年を前に

THE ALFEEのカバーバンドである「ALz-Hz(アルズヘルツ)」
EG担当であるわたしが、メンバー募集の記事をネットで見つけたのは
2005年のある日。

THE ALFEEを好きでコピー演奏している人口としては
母体がやはりギターバンドであるがゆえに
さらに音も派手で目立つポジションといえばエレキギターが最多で
その一番困らないといわれるパートをあえて募集しているバンドは
当時もなかなかありませんでした。

「お?エレキ弾けるバンド!?」と思いさっそくコンタクト。
集合場所である吉祥寺駅の出口で合流したのは
わたしよりひと回りほども若い小柴(こっしー)
さらにもっと若い当時高校生のベースくん、タツヒロでした。
(アルフィーのツアーバッグ持ってたのでわかった!)
駅近のスタジオに行くとロビーにいたのがドラムのかねちゃん。
かねちゃん、ジャージー着てプロレス雑誌を読んでた(笑)
その後お医者さんであることを知ったときの驚きは覚えてる。。
今でもリングドクターやレフェリーもやっているのですよ(すご)
ああ、そういうことか、と今では。

とりあえずなんか演奏しましょうか~と
メリーアンとか弾いてた覚えがうっすらとあります。
思えばまあだいぶひどかった(笑)
かねちゃんは大学の頃やはりアルコピバンドでドラム叩いてたそうだけど
こっしーとタツヒロはこれが初めてのバンドだったらしいからね。

わたしが加わる前に一度こっしーとタツヒロとかねちゃんで会って
音を出したことがあると聞いたのでこのときは第二回目だったのかな。
いずれにせよそんなこんなで始まったバンドでした。

ほどなく鍵盤を弾けるというメンバーがやはりネットを見て加入し
一応の楽器パートがようやく揃いました。
当時は集まって演奏するだけで楽しんでいたバンド。
“名前はまだない” という状態。
そのうちいくつか出来そうな曲たちがストックしていき
たしかスタートしてから2年くらい経っていたかと思うのだけど
「そろそろライブ形式でやってみない?」
キャッチボールから始まって人数増えて9人のチームができたら
対外試合したくなるのと同じ(かな?知らんけど)
そうなるのが自然でしょうね。

新宿のリハーサルスタジオの上階にある
ライブもできる広いイベントスタジオを借りてやりました。
楽屋がなくて、階段の踊り場で着替えたの覚えてる…
お客さんに見られながらネットかぶってロン毛のヅラ装着してたわ(笑)

わたしは高校生の頃からずっとTHE ALFEEのカバーバンドやっていて
田舎ながらに学祭やライブやった経験もあったけど
後にも先にもないくらい緊張したなー。

少し遡ると
ライブをやる前にリハーサルスタジオで練習していた頃
(忘れもしない、下高井戸にあるKORGの高級なスタジオだった)
ライブやるからにはやっぱバンド名要るよなーと思い
いろいろ候補を考えていました。
ALFEEの、を表現するためにALは使いたかった
ALの何か、と巡らして浮かんでいたのは
Note、Tone、Tune、Sound、Sonic…
そうだ、共鳴する周波数という意味でHz(ヘルツ)にしてみよう
AL's Hzかな、んーーだったらz揃えでALzにしよう!

THE ALFEEって、全部直線で書けるでしょ
なんかずっとそういうのに憧れてたのですよ。
ALz-Hz
よし、これでいこう

周波数で言うなら、第一回のワンマンライブはTuning,1ってことにして
というのが始まりでした。

それから今年で19年め。
それまでの間にメンバーチェンジも何度かあったし
何年かの活動休止もありました。
だから本家のように「継続した」19年ではありませんが
あの日からと考えると、もうそんな経つのかと思うもの。

2025年で誕生から20周年。
今年はその前哨戦みたいなものです。
対バンのイベントも何度かあったのでそれはカウントせず
我々主体のワンマンライブという意味では
今回で11回目の開催が決まりました。

その昔、船の速度を計るのに
一定間隔で結び目(ノット)をつけたロープを垂らしていったそう。
我々ALz-Hzも一年ごとに目印になる結び目をつけながら
ここまで来て、今年ようやく19個めの結び目ができそうです。
そんな思いを込めて
ここに
ALz-Hz  Tuning#11
 Nineteen Knots
 ~Pre-Gratz on 20th anniv,~
の開催が決定しました。

特別なゲストもなければ奇抜な演出もありません。
アットホームでハートフルでハッピーな時間を
どうか一緒に過ごしてもらえたら。

楽しかったねーとライブハウスを後にしてもらえるような
そして我々も精一杯楽しめるような一日を
心から楽しみにしています。

2024年5月12日(日)
東京・四谷のライブハウス
Out Break
でお待ちしています。

チケット→https://00m.in/UHtFd


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