ちょっと大掛かりな歯科矯正の話5

前回の続き…手術しかない!そう突きつけられた私、でも保険適応っていわれたら痛いのとかなんかいけそうな気がして…?


初診を終え、次の時に頭部のレントゲンを撮る。

頭部レントゲンの台に立つも、高さが合わず、「でけぇな…」と呟かれたのは今も覚えている…166センチや…普通や…結果ちょっと背をかがめて座ってスタート。レントゲンをばしばしとられていく。耳の穴に栓みたいなのを入れて、それがぐいぐい入ってきてめちゃくちゃ痛かったが、構わず撮られた。イヤホンする時に痛くてちょっと恨んだ。その後に噛み合わせの位置や、歯の位置をよく診てもらい、また次回にその結果が出るという。

そして翌月…ついに診断名がつき、本格的な歯科矯正の話が始まっていくのであった…。

ちゃんとした検査の結果、前回のがもっと難しい名前になり

・下顎前突症

・開咬症

と診断された。ついでに、舌も普通の人より大きいらしい。そして、乳歯の欠損、永久歯の大きさが小さい…等他にも問題が出てきて、総合的にこの口になったらしい。(本来はここで写真が使えたらいいのだが、ちょっとまだ勇気が出ないので会ったことある人私の歯を思い出して欲しい)

この症例に対して3つの案を、先生が出してくれた。

1つ目は上顎にネジをぶっさして、裏からと表からで歯をぎゅっと寄せ集めて今ある歯をなるべく残しつつ、良い位置になったら手術で顎の位置を調整していくもの。

2つ目は、バランスを良くするために小さい歯を抜いてぎゅっと寄せてから、手術をするもの。

3つ目は、足りない歯の相棒を抜いて左右バランスを整えてから寄せ…手術をするもの。顎の位置を調整後、虫歯治療で使われるセメントみたいな(?)あれで小さい歯をコーティングして大きさを誤魔化すというもの。

だったと思う。そう、説明されたのだかどれも「痛そう」というイメージが強すぎて、考えることを頭が拒否したのだ。

「もうそんなだから、どれやったって今よりかなりマシになるよ」なんて、言ってくれるので逃げ道はないしやるしか無いんだよな…と…退路を断たれる。

次回までにこの3つの中柄好きなものを選び、サインをして持ってくるのが宿題との事だった。ポケモンの御三家を選ぶような気持ちになった。しかし、この先に待ち構えるジムリーダーやチャンピオン達のタイプなど分かるわけない…もう、ある意味”勘”なのである。これだ!こうなりたい!(そうなるかはわからないけれど)という賭けになってきたのだ。早い、早すぎる…!月に一度の通院の度にどんどん進んでいく話に、私は怯えながらはい!はい!と言うだけになりつつある…しかし、これだけはちゃんと考えないと大変な事になる…(最初からちゃんときいて、考え、選択をしないと大変な事になる)。

宿題を持って帰り、真剣に考える。結局は手術をするのは変わらない、変わるのは上顎にネジをぶっさすか、抜歯の数が増えるか。というところである。

ちなみに、上顎にネジ(痛くないらしい)は説明を聞いた瞬間に無理だなと思ったので、もう残すは2択なのである。

抜歯も手術も…通らなきゃいけないのは変わらないしなぁ。どうせなら、左右対称になってみたいな、と…一晩で簡単に答えが出てしまった。3つ目の資料にサインし、(わかりやすいように全ての資料の上に、「ネジ」「抜歯3本」「左右対称」と書いてもらった)次回の通院日にこれを忘れないように…と、矯正歯科専用のトートバッグを用意し、ファイルをそこに入れた。

頑張って綺麗な歯になるぞ〜!なんて、この時はまだ軽い気持ちでいた…これから先に起こるあれこれが、噂以上に凄いことになるなんて…

 次回……段々と下がる語彙力!直感脳直ツイートのような文章!え、それきいてないんだけど…?みたいな出来事の嵐…軽率な判断、それが自分を苦しめる…!


今更だけど、2年前からの出来事を思い出しながら書き起こしているので治療の順番が前後してる可能性がございます。めちゃくちゃ先生怖そうだけど、回数重ねてく度に好感度上がってくタイプのドキサバみたいなルートなのでご安心ください。最初は誰にでもツン。


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