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ぼくは戦争は大きらい

やなせたかし
 やなさたかしの平和への思い


やなせたかし先生が亡くなって10年。
この本が出版されてから1度で良いから読んで見たい。けどみるのが怖くて今日にいました。

アンパンマンで思い出すのは、幼少期から親しんで来たアニメ。というのが一番の印象。
 大人になり、仕事が休業中に「アンパンマンのマーチ」がすごく心に染みた事とウクライナとロシアが戦争を始めて世界の中で、今生きている意味を改めて考える。

 休業中の私は仕事が出来ないからとか、そんな事で悩んでいる私はとても小さい存在である。
そんな中、1人の力でもウクライナの支援物資がしたいと思いYouTuberの方の住所に物資を準備していた。 
 必要なリストを書き留めて、ドンキホーテに直行。
とりあえず必要な物を入れた。
その途中でお菓子、という所でアンパンマンマーチを思い出した。
やなせさんは戦地にいたんだ。
どんな気持ちでアンパンマンは出来たのだろう。
お菓子でアンパンマンが入っているのを探して、
主人がクレーンゲーム取ってくれたポケットモンスターも一緒に入れて郵送した。

受付の方が一瞬国名を聞いて「えっ」と戸惑っていたが、届かない地域の範囲かもと言われたが一方的にしているので後にはひけなかった。
 外国に荷物を送る自体初めてだったので、むしろ送れるのだろうか半信半疑だった。

荷物は送れたようだった。主人にポケモンが消えた事を話したのはその数ヶ月後。

そして今、新たに分かった事がある。
お菓子を買うときに(どれもそう)、なんでアンパンマンとバイキンマンが仲良くしているんだろう? と言う素朴な疑問にやなせ先生の実体験が体現された形である事を知る。
 国や人種などの違いはあっても、どんなに折り合いがつかなくても人間は一緒に生きていける。 
 人間は頭が良いので自分達に不利な事は決して言わない。
終戦後の広島は特殊爆弾と戦時中は聞かされていたので、原子爆弾という事は知らされていなかったよう。
 電車から見た景色は想像を超えるものだったのではと考える。またご自身の死期が近い時期まで戦争体験が言えないと言う事は終戦が終わってもなお、亡くなるまで癒えないものではないかと想像する。

 今、背けたい現在があったり辛い事があっても一回立ち止まってみても良いかもしれない。
 どっちの良い分が正しいとかでは無い。
 本能的にそういう習性があるのも、人間。

すごくシンプルだけど難しい。

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