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就活応援隊 基本編         就活はゲームだ

採用試験では、書類選考、筆記試験、集団討論、面接などいくつもの選考があり、それらを全て突破するのは簡単ではない。内定を獲得するまでに何回も、何十回も不合格になることがある。その辛く厳しい経験を乗り越えて漸く内定にたどり着くことになる。
しかし、それは特殊なことではない。なぜなら就職試験には正解がない。人が人を評価するから、そこには感情や感覚の違い、好き嫌いも入ってくる。そう言われるとやりきれない気持ちになるので、この際少し捉え方を変え選考試験をロールプレイングゲームだと思ってやってみたら少しは楽しくなるかもしれない。初めてやるゲームは、ルールもやり方も分からずうまくいかないはずだ。スタートしてもたくさんの課題や敵に遭遇してなかなか先に進めないことが続く。戦っては負け、戦っては負けと幾度となく振り出しに戻り、リセットを繰り返しながらコツをつかみステージを上がっていく。やっとの思いでファイナルステージに到達したら最強のラスボスが待ち構えている。最終決戦で無残に破れまた振り出しに戻る。気を取り直してまたチャレンジを繰り返し勝利を手に入れるまでやり続ける。簡単にゴールにたどり着くようなゲームは面白くない。何度も何度もチャレンジし、失敗しても難しいからこそ楽しい。
今度こそ突破するという気持ちでやるから成功する。これを就活に置き換えてみよう。

幾度となく通過できなかった一次、二次面接を突破し、最終面接で役員や経営者を相手に頑張り、残念ながら不合格になる。それでもあきらめず新しい企業の選考を受け続け経験を積んで漸く内定に至る。辛くて厳しい就活も捉え方を変えて取り組めば面白くなり、自ずと結果はついてくる。
まさしく就活はゲームなのだ。